ギリシャ気候危機・市民防災省等は、本日19日(金)午後から翌20日(土)昼頃にかけて、ほぼ全国的に大雨、落雷、雹等を伴う悪天候が見込まれる旨発表しました。
1 詳細は次のとおりです。
(1)4月19日(金)
・昼頃から:イオニア海諸島、イピロス、中央ギリシャ西部
・午後から:テッサリア、マケドニア西部、中央ギリシャ東部(フシオティダ)
・夜にかけて:マケドニア中部及び東部(主にピエリア、ハルキディキ、セレス(主に沿岸地域及び海域)、カヴァラ(主に沿岸地域及び海域))、スポラデス諸島、エヴィア島(主に北部)、キクラデス諸島、トラキア、東エーゲ海諸島
※夜からは、イオニア海諸島及び本土東部では回復の見込み。
(2)4月20日(土)
・昼まで:テッサリア(主にマグ二シア及びラリサ東部)、スポラデス諸島、マケドニア中部及び東部(主にピエリア、ハルキディキ、セレス(主に沿岸地域及び海域)、カヴァラ(主に沿岸地域及び海域))、トラキア(主に南部及び東部)、東エーゲ海諸島、ドデカ二サ諸島
※特に次の地域では激しい気象現象が見込まれているとされていますので、ご注意ください。
テッサリア東部、スポラデス諸島(主にスキアトス島及びスコペロス島)、ピエリア南部、エヴィア島北部、フシオティダ北部、東エーゲ海諸島(主にヒオス島及びレスボス島)
(3) 強風
ほぼ全国で強風の見込み。
※強風がある場合は、フェリーの運航に影響が出る可能性がありますのでご留意ください。
2 同省は必要に応じて、地域別に「112番」から携帯電話への緊急メッセージを送信するとしています。また、この悪天候に対し、以下の内容を呼びかけています。
・交通に関する最新情報の入手に努め、当局の指示に従う。
・悪天候の際は、不要不急の外出を控える。
・悪天候の際は、海域・沿岸部での活動は避ける。
・川や沢(雨季・洪水時のみ水の流れる河川を含む)、氾濫した道路等では、車両、徒歩に関わらず一切横断しない。
・強風の際は、大きな木や標識等、倒れたり、落下の危険性のあるものに近づかない、また、その近くに駐車しない。
・落雷の際は、金属の表面に触れない、孤立した高い木や電柱から離れる。
・危険な時は、「112番」(緊急サービスに繋がる欧州共通緊急番号)、または「100番」 (ギリシャ警察)、「199番」(ギリシャ消防庁)、「166番」(ギリシャ救急救命)に連絡する。
(参考サイト)
●ギリシャ気候危機・市民防災省
●ギリシャ気象庁
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