【タンザニア】大雨による影響について(4月25日)

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●タンザニア各地において、大雨の影響により道路が冠水したり、橋が陥落したことから、無理な運転による交通事故が増えています。慎重な運転を心がけてください。また、溢れた雨水は不衛生ですので、ご注意ください。水たまりができることで、蚊が繁殖します。蚊に刺されないよう対策をとってください。

タンザニア在住の皆様並びに短期滞在の皆様へ

当地タンザニアでは、4月の大雨期には大雨に入り、各地において、記録的な大雨が観測され、東部や北部では、洪水や土砂崩れによる災害が報道されています。 隣国ケニアでは、大規模洪水が発生しており、タンザニア国内でも同様の被害がでる可能性があります。

また、首都ダルエスサラームにおいては、大雨により冠水した道路に、陥没した穴ができることにより、車が穴にはまって車のタイヤのホイールやサスペンションが故障したり、無理に追い越そうとする車と接触するなど、少なからず影響がでていますので、運転にはくれぐれも注意してください。

大雨では衛生面にも影響があります。タンザニアでは、大都市の一部以外では、下水道が完備されていません。DAWASA(タンザニア水道局)の説明では、人口に対して10%のみ下水設備が配備されており、集められた下水は、適宜処理して海洋放出されている由ですが、それ以外の家屋やマンションでは、敷地内に作った浸透設備を採用している場合がほとんどです。
その結果、大雨が降ると、雨水が排水されず、家屋の下水設備から汚水が逆流し、雨水と混ざり水たまりができます。
多くの家屋では、敷地内に、上水のための貯水池を作り、そこからモーターで高いところにある黒いポリタイプのタンクに給水する仕組みをとっています。貯水池が低い位置にあると、雨水や汚水が流れ込み、水質を悪化させる原因になります。マンションやホテルにあるプールも同様に水質管理が難しくなります。
汚染された水で、コレラ、腸チフス、A型肝炎などに感染する可能性が高まりますので、ご注意ください。
また、雨の多い季節は、水たまりができやすく、蚊が繁殖する原因になります。マラリア、デング熱や黄熱などに罹る可能性を踏まえ、蚊の対策を十分にとってください。

 
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自然災害アフリカタンザニア
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