【ポイント】
●5月24日、フィリピン気象庁は、熱帯低気圧の接近に伴い、東ビサヤ諸島とカラガ地方(ミンダナオ島北東部)で雨や風が強まるものと予想されると発表しました。現在、熱帯低気圧はミンダナオ島の東にあり台風に発達することが見込まれています。この熱帯低気圧の接近・通過に伴い、ビサヤ地域においても、大雨の影響を受けやすい地域では、洪水や雨による地すべり等にも注意が必要です。
●最新の気象情報を入手し、適切な安全対策を講じた上で十分に注意してください。
【本文】
1 5月24日、フィリピン気象庁は、熱帯低気圧の接近に伴い、東ビサヤ諸島とカラガ地方で雨や風が強まるものと予想されると発表しました。この熱帯低気圧は当地時間24日午前5時現在で、ミンダナオ島の東にあり、時速25キロで北西に進んでいるとみられます。日本の気象庁によれば、同時刻の中心気圧は1,000ヘクトパスカルで中心付近の最大風速18メートル、最大瞬間風速は25メートルとみられます。25日朝には東サマール付近に接近または上陸する予報が出ており、その後、北北東に進むとされています。また、この熱帯低気圧は、今後、台風に発達することが見込まれています。
2 この熱帯低気圧の接近・通過に伴い、大雨の影響を受けやすい地域では、洪水や雨による地すべり等にも注意が必要です。
3 つきましては、この熱帯低気圧による被害を受ける可能性がある地域に滞在している方は、下記の関連ウェブサイト等を参考に最新の情報や現地の気象情報の収集に努め、被害が予想される場合には外出を控えること等、災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。
《参考ウェブサイト》
フィリピン気象庁(PAGASA):
日本気象庁(台風情報):
フィリピン国家災害リスク削減管理委員会(NDRRMC):
4 万一災害に巻き込まれた場合は、現地当局が発表する警報・指示等に従って安全確保に努めるとともに、ご自身の安否等の状況について日本の留守家族及び最寄りの日本国大使館・総領事館に連絡してください。
コメント