【ポーランド】ベラルーシとの国境沿いにおける滞在禁止措置の導入

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<ポイント>
●ポーランド政府は、6月13日(木)から90日間、ベラルーシとの国境沿いの特定の地域に滞在禁止措置を導入しました。
●ベラルーシとの国境沿いでは、不法移民が増加するなど情勢が緊迫しています。
●在留邦人やたびレジ登録者の皆様におかれては、滞在禁止地域を始めとするベラルーシとの国境付近への不要不急の訪問は控えてください。

 ポーランド政府は、ベラルーシとの国境からの不法移民が増加していることなどを受け、6月13日(木)から90日間、同国境沿いの特定の地域に滞在禁止措置を導入しました。
 同措置は、東部ポドラスキエ県のナレフカ(Narewka)、ビャウォヴィエジャ(Bialowieza)、ドゥビチェ・ツェルキェヴネ(Dubicze Cerkiewne)、チェレムハ(Cheremcha)の各国境警備隊支局の管轄区域にある南北60.67kmの国境線区間が対象となります。この区間のうち、約44kmの区間では国境線から西へ約200mの範囲、森林等の自然保護区が含まれる約16kmの区間では国境線から西へ約2kmの範囲がそれぞれ滞在禁止地域となります。
 以下のリンクに対象となる国境線の地図が掲載されています。

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(出典:内務・行政省)

 ベラルーシとの国境では、同国側からの不法移民が増加しているほか、警備に当たっているポーランド軍の兵士等が不法移民から攻撃される事案が発生するなど、情勢が緊迫しています。こうした状況を受け、ポーランド政府は、国境沿いの特定の地域における部外者の滞在を制限し、部外者や警備要員の安全を確保するほか、不法移民を助長する密航グループの活動を制限するため、滞在禁止措置を導入することとしました。
 在留邦人やたびレジ登録者の皆様におかれては、報道等で当該国境の情勢を注視するとともに、滞在禁止地域を始めとするベラルーシとの国境付近への不要不急の訪問は控えてください。

 
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