●首都のアスンシオン市及びその周辺といった都市部において市内中心部の商業地域でも白昼堂々と銃器を用いた強盗事件が発生しており、時間や場所を問わず注意する必要があります。
●強盗犯は、銃器や凶器を用いて犯行におよび、被害者が抵抗した場合は危害を加えることをいとわないため、万一強盗に遭遇した際は抵抗しないことが命を守るために極めて重要です。
・最近の報道によれば、6月14日の朝、アスンシオン市Villa Morra地区のカジノ店において、拳銃と散弾銃を所持した4人組の男が押し入り、従業員を銃器で脅し、レジなどの現金が強奪される事件が発生しました。また、6月19日午後、同じくアスンシオン市Villa Morra地区の両替店において、麻薬密輸対策庁(SENAD)を模した制服を着用した5人組が銃器を所持して押し入り、保管されていた現金を強奪し、近くに居合わせた警察官と銃撃戦となり、その後逃走する事件が発生しました。
・アスンシオン市及びその周辺の都市部において、大人数かつ重武装しての強盗事件が目立っており、場所や時間帯を問わず強盗事件に遭遇する可能性があることから、外出時は日頃から周囲の警戒を怠らないようにし、強盗事件の現場に居合わせた場合にいち早く身の安全をはかれるようにしておくことが重要です。
・万一強盗に遭遇した際は、抵抗しないことが命を守るために極めて重要です。強盗事件の犯行現場に居合わせた場合は、すぐに「安全な場所に逃げる」「丈夫な物陰に隠れる」といった、自らの身の安全を確保する行動をとってください。犯人からの距離が近く逃げることが難しい場合は、「床に伏せて抵抗しない」ようにしてください。ポケットの中の財布を犯人側に差しだそうなどと自ら動いたりすれば、反撃の行動と誤認されて銃撃される危険性がありますので、犯人から要求されない限りは絶対に動かないようにしてください。また、低い姿勢を取ることは、万一銃撃戦となった場合に被弾する確率を下げる効果があることから有効とされています。
・外出時、貴重品は必要な分だけ持ち出すようにし、また隠し持つなどして分散して所持することを心掛け、万一このような強盗事件に巻き込まれた際の被害を最小限にするように心掛けてください。
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