【バングラデシュ】学生によるクオータ制度（公務員採用における特別枠）に対する抗議運動に関しての注意喚起

　2018年の公務員採用における独立戦争時のフリーダムファイターの子孫に特別枠を割り当てるクオータ制度の廃止決定を高裁が違憲としたことに対して抗議する学生団体が、7月10日（水）、午前10時から夕刻の間ダッカ市内およびその周辺地域でデモ及び交通封鎖（blockade）を行う旨発表をしております。同期間中は交通が混乱する可能性があります。また、抗議運動が散発的に暴力を伴う衝突等に発展する可能性があります。

　在留邦人の皆様におかれましては、報道などから最新の関連情報を入手するとともに、不測の事態に巻き込まれないよう十分ご注意ください。デモや集会近辺への接近はなるべく避け、万が一デモ・集会等に遭遇した場合にはすぐにその場から退避するなど自らの安全確保に努めてください。

　なお、万が一異常事態に遭遇した場合は、まずはご自身の安全を確保していただき、その後、大使館までお知らせください。