【安全情報1月分】当地報道より、殺人、強盗事件や自然災害など、1月に報じられた皆様の安全に関わる情報の概要をお知らせしています。
●サンホセ県
「30代後半男性、射殺される」(殺人事件)
1月8日午前2時、サンホセ市パバスで、30代後半の路上生活者男性が銃で撃たれ殺された。
「ニカラグア人夫婦、銃で撃たれる」(殺人未遂事件)
1月10日、モンテスデオカ市の路上で、乗用者に乗っていたニカラグア人夫婦が、バイクに乗った男性2人組に銃で撃たれ重体となった。被害者夫婦はニカラグアに住んでいたが、オルテガ大統領(現職ニカラグア大統領)の反対派で、2018年にコスタリカへ逃亡した。2021年にも、オルテガ大統領シンパに狙われ、銃で撃たれている。
「ロモセル地区で発砲事件」(発砲事件)
1月11日午後8時半頃、サンホセ市ロモセル地区の高層マンションに駐車してあった車両に銃弾が撃ち込まれる事件が発生した。犯人は乗用者で現場に到着し、降車後、駐車してあった四駆車に自動小銃で発砲し再び乗用者に乗って、逃走した。該当四駆車の持ち主に対する何らかの警告のため、発砲したものとみられている。負傷者は出ていないが、銃弾は車だけではなく、マンション1階の空きテナントのガラスドアにも当たった。
「84歳男性、暴行される」(暴行事件)
1月15日夜、エスカス市の元ナショナル銀行ゼネラルマネージャー(84歳)宅に男性1名が侵入し、84歳男性と息子を殴って怪我を負わせた。犯人は、被害者の車を盗む目的であったが、警察が来ると知り逃げようとしたところを逮捕された。妻は無事だった。
「男性4人組、射殺される」(殺人事件)
1月19日午前7時50分、ゴイコエチェア市プラルの貧民街で、若い男性4人組が銃で撃たれ殺された。現場からは、被害者が乗っていたとみられる乗用車が発見されたが、盗難車だった。被害者は、現場付近の麻薬密売を牛耳っているグループのリーダーを殺す目的でやって来たが、右のグループが待ち伏せしており、殺されたとみられている。
●リモン県
「41歳ホンジュラス人男性、射殺される」(殺人事件)
1月2日午前5時半、リモン市の住宅に、9名の男性が押し入り、家の中にいた41歳ホンジュラス人を銃で撃ち逃走した。被害者は間もなく病院で亡くなった。犯人は車でやって来て、車でガレージを破壊し、住宅内へ侵入したという。犯人グループの狙いは、犯罪グループのリーダーだったが、リーダーは無事だった。
「23歳男性、射殺される」(殺人事件)
1月3日午後8時16分、マティナ市で、バナナ農園内の道をバイクで移動中の2人組が、待ち伏せしていた複数の者に銃で撃たれた。運転していた23歳男性は死亡、同乗者の34歳男性は怪我をした。
「32歳男性、射殺される」(殺人事件)
1月16日午後3時15分、マティナ市で、32歳男性が3名の犯人グループに追われ国道32号線沿いを走って逃げていたが、国道を横切ろうと中央分離帯を越えようとしたところ、銃で撃たれ殺された。警察は間もなく容疑者3名を逮捕した。
「治安警察官、射殺される」(殺人事件)
1月18日午前8時49分、リモン市で、スポーツジムから出た28歳男性と26歳女性の夫婦が、バイクに乗った男性2人組に銃で撃たれ、男性は死亡、女性は怪我を負った。被害者男性は現役の治安警察官だった。
「48歳男性、殺害後川に捨てられる」(殺人事件)
1月26日夜、グアシモ市で、48歳男性が複数の男に連れ去られたため、家族が捜索していたが、1月29日の朝、同市の川沿いで男性の遺体を発見した。被害者の遺体は近くの橋から投げ捨てられたとみられている。
「30代後半男性、刺殺される」(殺人事件)
1月28日午後6時、リモン市で、30代後半の路上生活者が刺殺された。被害者は、他の路上生活者男性3名と食事を作っていたが、口論になり、食事をひっくり返したため、怒って刃物で刺したという。
●プンタレナス県
「16歳男性、射殺される」(殺人事件)
1月3日、プンタレナス市の人気の無い未舗装道路付近で、16歳男性の射殺遺体が発見された。被害者は2日から行方不明になっており、探していた家族によって発見された。
「20歳男性、射殺される」(殺人事件)
1月6日午後6時17分、ケポス市で、20歳男性が銃で5発撃たれ殺された。被害者はバイクを運転中に、他のバイクに乗った男性2人組に銃で撃たれた模様。
「42歳男性、射殺される」(殺人事件)
1月23日朝、オサ市の私有地内から、42歳男性が射殺遺体で発見された。被害者は体中を銃で撃たれていた。警察によると、喧嘩相手に銃で撃たれた模様。
「警察官、殺される」(殺人事件)
1月24日午後11時過ぎ、ガラビト市エラドゥーラで、男性が複数の男性グループに拘束されているという通報を受け、警察官が駆け付けたが、麻薬密売グループのメンバーに銃で撃たれ、1名は死亡、もう1名は防弾チョッキに当たり無事であった。同日夜、現場の麻薬密売グループのリーダーで、警察官殺害の容疑者とみられるニカラグア人男性が逮捕された。逮捕された者には殺人、強盗、麻薬関係の前科があるという。
「行方不明者男女2名の遺体発見」(殺人事件)
1月27日午後、ガラビト市のタルコレス川で2体の遺体が発見された。同地区の行方不明になっていた男女のもとして、検視が進められている。被害者両者の頭部は銃で撃たれており、拷問の後もみられるという。
●アラフエラ県
「26歳男性、刺される」(殺人未遂事件)
1月7日午前11時、サンカルロス市の刑務所内で、数人の囚人が喧嘩になり、内1名(26歳)が胸部を先の尖ったもので数回刺され重体となった。
「警察車両に爆発物を投げつける」(爆破事件)
1月9日午後11時18分、サンカルロス市で、電気自動車に乗った男性が、フロレンシアにある警察署前に停車しているパトカーに爆発物を投げつけ、逃走した。怪我人は出なかった。
「偽警察官が現金、車を盗み逃走」(強盗事件)
1月14日未明、グアトゥソ市の住宅に、警察の恰好をした男性4人組が押し入り、就寝中だった男女を脅して手錠をかけ、家の中から現金1,100万コロン、銃、車を盗んで逃走した。同日午前4時50分にウパラ市で、盗まれた車が焼かれた状態で発見されたという。
「4人組男性、トレーラーを強奪」(強盗事件)
1月19日、アラフエラ市コジョルの国道27号線上で、ニカラグアへ向かう清掃用品を積んだトレーラーが4人組男性の強盗に遭った。運転手は犯人に銃で脅され、道路脇に放置され、トレーラーは盗まれた。犯人は間もなく逮捕された。犯人はトレーラーにつけられたGPSの信号を遮断する装置を使っていたという。
「再犯者による、暴行事件」(DV事件)
1月24日午前11時過ぎ、リオクアルト市でDV事件が起き、治安警察が駆け付けたが、加害者である男性が警官を刃物で切りつけようとしたため、同僚警官が加害者男性に発砲し怪我を負わせた。男性は数多くの前科があった。
「4人組の泥棒、事務所とATMから金を盗む」(強盗事件)
1月26日午前3時40分、サンカルロス市ベネシアのとある事務所に泥棒が入り、現金1,500万コロンを奪って逃走した。犯人は4人組で、屋根の板を剥がして侵入し、機械警備システムのアラームのケーブルを切り、錠前や鉄扉を破壊したという。さらに事務所に隣接していた、ATMも空になっていた。
●カルタゴ県
「27歳男性、射殺される(殺人事件)
1月4日夜、ラウニオン市で、27歳男性が銃で撃たれて病院へ搬送されたが、翌5日死亡した。被害者には多くの前科があり、またここ半年で既に3回も襲われていたという。すべて同じ犯罪グループの仲間による犯行とみられている。また、以前、被害者の兄弟や父親も報復目的で殺されている。
「58歳女性、20歳男性、撃たれる」(銃撃事件)
1月13日午後6時40分、ラウニオン市で、58歳女性が自宅前の道路に面した場所で、20歳男性と話しをしていたところ、バイクに乗った男性2人組に女性が銃で撃たれて重体、男性にも銃弾が当たり怪我を負った。被害者はいずれも前科があり、女性の夫と息子も以前殺されたという。
「強盗犯、警備員を縛り付け、スマホと銃を強奪」(強盗事件)
1月29日午前1時44分、パライソ市ウハラスの見晴台に、強盗犯3人組が侵入し、警備員2名を縛り付け、スマホ3台と銃2丁を奪って逃走した。
「22歳男性、射殺される」(殺人事件)
1月29日午前1時42分、カルタゴ市のバー前で喧嘩が起き、内1名が銃で3名に向け発砲した。22歳男性は死亡、19歳と20歳男性は怪我をした。怪我をした男性2名には前科があるという。
「31歳・28歳男性、射殺される」(殺人事件)
1月30日午後9時、トゥリアルバ市で、バイクに乗った男性2人組が、ある住宅に押し入り、中にいた男性2名(31歳・28歳)を射殺後逃走した。その場にいた女性1名にも銃弾が当たり怪我を負った。トゥリアルバ市の殺人事件が急増しており、リモンの麻薬組織がトゥリアルバまで縄張りを広げたことで治安が悪化したという。
●グアナカステ県
「30歳男性、射殺される」(殺人事件)
1月4日午前0時19分には、カリージョ市サルディナルで、男性2名が喧嘩になり、数時間後にたまたま道端で再会したところ、銃で撃たれ殺された。死亡したのは、30歳男性で容疑者である31歳男性は間もなく逮捕された。
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