【ベネズエラ】大統領選挙(選挙結果を巡る抗議デモ等:その3)

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◎ベネズエラ大統領選挙の結果を巡り、8月3日、与野党双方が全国的なデモ・集会を行うよう呼びかけています。
◎ベネズエラでは7月29日以降、選挙結果を巡る抗議デモが各地で開催され、一部で死傷者が発生しており、今後も抗議デモが拡大する場合には、治安の悪化も懸念されます。
◎不測の事態に巻き込まれないよう、引き続き報道等により最新情報を入手するなどして、自らの安全確保に努めてください。

1 7月30日、マドゥーロ大統領は、大統領選挙における「平和の勝利」を祝うため、8月3日にカラカスでの「大規模行進」を呼びかけており、更に8月1日、ディオスダド・カベージョPSUV第1副党首も、同3日に国内各地での集会実施を呼びかけました。

2 一方の野党側も、8月1日、野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏が、3日に全国的な抗議デモを行うよう呼びかけ、カラカスでは、同日午前10時からラス・メルセデス地区アベニーダ・プリンシパルで抗議デモを行うと発表しました。

3 ベネズエラでは7月29日以降、選挙結果を巡るデモ・集会が各地で開催され、治安当局と抗議デモの衝突等により、一部で死傷者が発生しています。3日に開催予定の集会や行進に関しても、群衆の暴徒化や治安当局等との衝突に発展する可能性は否定できません。また、今後も各地で抗議デモが発生し、さらに拡大するような場合には、治安の悪化も懸念されます。

4 ついては、不測の事態に巻き込まれないよう、報道等により最新情報を入手し、以下のような安全対策を心掛け、自らの安全確保に努めてください。
(1)集会やデモ行進が行われている場所には近づかない。集会等に遭遇した場合、速やかにその場から離れる。
(2)集会やデモ行進により道路閉鎖や交通渋滞が発生する可能性があるので、外出の際は、普段よりも余裕を持った行動を心掛け、周囲の状況に十分注意・警戒する。

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