【アメリカ】ニューヨークの最近の犯罪傾向

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1 2月6日、ニューヨーク市警察(NYPD)は今年1月期の犯罪統計(下記御参照)を発表し、昨年同月比で、主要な犯罪発生件数は引き続き減少傾向にあると指摘しています。(なお、当館では、NYPDの犯罪統計を「ニューヨーク安全対策情報」として3か月毎にホームページに掲載しています(下記御参照)ので、御参考にしてください。)

【御参考】
(NYPD)「NYPD Announces January 2024 Citywide Crime Statistics」

NYPD Announces January 2024 Citywide Crime Statistics
NYPD Announces January 2024 Citywide Crime Statistics

(当館HP)「ニューヨーク安全対策情報」

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2 一方、強盗及び重窃盗(Grand Larceny:千ドル以上の窃盗)は微増しており、報道によればグループによる犯行も複数発生しているとのことです。最近の報道でも、ブロンクス区在住のベネズエラ人の組織犯罪集団が、市内全域において、主に単独で歩いていた女性をターゲットに盗品スクーターを使ってひったくりを繰り返し、2月5日、グループ14名のうち7名が逮捕され、62件にのぼる余罪が確認されています。同グループは、盗んだ携帯電話をハッキングし銀行アプリにアクセスするなど、極めて悪質性が高いのが特徴です。

3 在留邦人の皆様におかれましては、報道や「NYPD Crime Stoppers」(最新の未解決犯罪を公表し情報提供を求めるもの)の公式X(下記御参照)、当地警察の発表などから犯罪動向や被害状況を御確認いただくとともに、御自宅や訪問先近くで事件が発生した際は不用意に近づかず、また夜間の一人での外出や携帯電話を見ながらの歩行は行わないなど、類似の事件に巻き込まれることのないよう最近の犯罪情勢を踏まえた行動に御留意いただきますようお願いします。なお、窃盗犯罪への防犯対策につきましては、昨年12月に発出した領事メール(下記御参照)等を御参考にしてください。
【御参考】
(NYPD)「NYPD Crime Stoppers」

(当館HP)「【注意喚起】窃盗犯罪の増加(2023年12月22日発出)」

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