【ナイジェリア】全国規模の政府に対する抗議行動の可能性

・現在、ナイジェリア国内において政府に対する抗議行動を呼びかける動きが確認されています。
・万が一の場合に備え、在留邦人の皆様は、デモ行進、集会などが行われる場所には決して近付くことのないようお願いします。

１　報道等によれば、１０月１日に「National Day of Survival」「Day of Survival」等と題する政府に対する抗議行動実施を呼び掛ける情報が拡散されています。全国規模の抗議活動になるとの情報もありますが、現時点ではラゴス州Ikejaにおいて、午前７時３０分から開始されると発表されている他、ボルノ州、ヨベ州、リバース州、クワラ州でも実施するとの情報があります。
主催者は、８月１日に実施された「End Bad Governance In Nigeria」と題された抗議行動の要求は何一つ満たされていないとして、最近のガソリン価格及び電気代の値上げ、食料価格の上昇等に反対する目的である旨発表しています。

２　本抗議行動の開始日は１０月１日からとされていますが、前回８月の例を踏まえると早まる可能性があります。

３　抗議行動に伴い群衆の暴徒化、破壊行為等の発生が懸念され、これら違法行為を防止する目的で治安機関による道路封鎖、検問等が各地で行われる可能性があります。ストライキに発展する可能性もあり交通機関、運輸機関の停止に伴う物流等への影響も懸念されます。

４　在留邦人の皆様は、
・最新の情報を収集する
・デモ行進、集会などが行われる場所には決して近付かない
・緊急時に備えて携帯電話やバッテリーを充電する
・適切な身分証明書を携帯する
・必要な物資を確保する
などの安全対策に努めるようお願いします。