◆6日(金)12時30分、「フエゴ火山の噴火活動は減少傾向にある」と国家地震火山気象水文庁(INSIVUMEH)が発表しました。
◆国家災害対策調整委員会(CONRED)は、周辺地域に対して災害への警戒を引き続き呼びかけています。
6日(金)12時30分、国家地震火山気象水文庁(INSIVUMEH)は「フエゴ火山の噴火活動は減少傾向にある」と発表しました。報道によると国道14号線(RN14)の通行止めは解除、避難住民の帰宅も開始されています。一方でCONREDは周辺地域に対し、以下の注意勧告を発して引き続き警戒することを求めています。
・渓谷上流に火砕物(大小の岩石片、火山灰など)が蓄積しており、雨によって火山泥流が発生する可能性があるため、渓谷付近に近づかないこと。
・72時間分の避難物資を備蓄すること。
・CONRED及びINSIVUMEHの最新情報を確認すること。
・自治体等の関係当局による指示があった場合はそれに従うこと。
火山泥流(火砕物と水が混ざった土石流)は水分を多く含み速度が速く、渓谷沿いを遠方まで流下するなど、発生時期・範囲の予想が困難です。巻き込まれ流された場合は死亡の危険性があるので、引き続き火山周辺には絶対に近づかないでください。
雨により二次災害が発生した場合、道路の渋滞・交通障害が発生する可能性が高いため、周辺地域における不要不急の外出は控え、事故や犯罪に巻き込まれることのないよう、慎重に行動してください。