●7月12日(土)11時より、ルアンダ市内サンパウロ市場から国会議事堂にかけて抗議デモが実施される可能性があります。
●抗議デモは治安当局に承認されていないものの、不認可でも開催される可能性があります。
●在留邦人の皆様におかれましては、以下の点に留意しつつ、不測の事態に巻き込まれることのないよう常に慎重な行動を心がけてください。
7月12日(土)11時より、ルアンダ市内サンパウロ市場(Mercado de Sao Paulo)から国会議事堂(Assembleia Nacional)にかけて、ディーゼル価格の値上げについて政府に対して抗議デモが開催される旨の情報がSNS等で発信されていることが確認されました。
7月10日(木)時点で治安当局へ確認したところ、抗議デモの申請がなされているのは事実ではあるが、当局としては承認していない。しかし、デモ参加者は上記の時間にサンパウロ市場周辺に集合する可能性があるため治安当局も注意していると回答がありました。
他方、これまでも未承認の状態でデモが開催され、治安当局と衝突した例があることから、本件においても十分な注意が必要です。治安当局とデモ参加者が衝突し、現場が騒乱状態となった場合、交通渋滞や公共物の破壊行為、騒乱に乗じた強盗犯罪などによる混乱が発生することが予想されます。
在留邦人の皆様におかれましては、以下の点に留意しつつ、不測の事態に巻き込まれることのないよう常に慎重な行動を心がけてください。
(1)デモが予定されている時間帯は、デモ開催予定エリア周辺に近づかない。それ以外の場所を移動する際は、原則車両移動を行い徒歩移動は行わない。
(2)周囲に注意をし、人混みを避けて、目立たないようにする。
(3)万一、デモ等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れ安全な場所へ移動する。
(4)ラジオ・テレビ・インターネットなどを通じて、最新かつ正確なデモ及び治安情勢に係わる情報の入手に努める。
(5)不測の事態に備え、食料品、飲料水、燃料等の備蓄及び帰国渡航費用等の準備をしておく。
また、引き続き、最新の治安情報入手に努めるとともに、「目立たない行動を心がける」、「行動を予知されないよう努める」、「用心を怠らない」という安全のための三原則をしっかり守って行動し、自らの安全確保に努めてください。
