【トリニダード・トバゴ】緊急事態宣言の発令

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【ポイント】
〇7月18日、カンガルー大統領は、公共の安全を脅かす緊急事態が発生したことを理由に、トリニダード・トバゴ全土に緊急事態宣言の発令を宣言しました。現時点では外出禁止令は発令されていません
○警察によるプレスリリース概要は、以下のとおりです。
1 最近入手した情報によれば、トリニダード・トバゴの矯正施設内から活動している組織的で非常に危険な犯罪ネットワークの存在が確認された。この脅威の重大性及び緊急性に鑑み、アリスタ-・ゲバロ警察庁長官はトリニダード・トバゴ政府に対し、緊急事態宣言の発令を正式に推奨した。
2 本件には複数の犯罪組織が関与しており、施設内に収容されている者が、内部及び外部ネットワークを積極的に活用し、警察高官、司法関係者、検事総長事務局職員、刑務所職員を含む国家安全保障と司法分野の要人に対する攻撃を計画・実行している。
3 これらの活動の規模は、従来の法執行手段による対応能力を超えるものであり、国家の安定及び公的機関の保護のためには包括的かつ即時の戦略的対応が必要である。
4 緊急事態宣言の発令により、法執行機関による迅速な行動や省庁間の連携、脅威を中和するための追加的なリソースの配備が可能となる。現時点では外出禁止令の発出は推奨されない。
5 国民に対しては、平静を保ち、法執行機関の指示に従うとともに、不審な行動については担当機関に報告することを求める。