5月8日(水)、パリ五輪の聖火がマルセイユに到着します。旧港(Vieux-port)では、終日、スポーツイベントや文化イベント等が開催され、午後7時からは歓迎セレモニーが執り行われることから、大勢の人出が見込まれます。これに伴い、市内では厳重な警備、交通規制が実施され、公共交通機関の運行にも変更があるため、大規模な渋滞や混乱等が見込まれます。
また、5月9日(木)には、マルセイユ市内で聖火リレーが行われ、その後南仏地域を皮切りに、フランス国内各地を巡ります。
当地へご滞在中の方は、報道や関連ウェブサイト等から最新情報を入手するとともに、警察等から指示を受けた場合には、それに従うようにしてください。
群衆が発生している場所では将棋倒し等の事故が発生するおそれがあるほか、不特定多数が集まる場所はテロの標的となりやすいため、十分注意が必要です。人混みを狙ったスリ等にも十分警戒してください。
1 日程概要
5月8日(水)
11:00 聖火がマルセイユへ到着。海上パレード。
19:00 聖火が旧港(Vieux-port)へ到着。歓迎セレモニー。
旧港では、通行人に対する所持品検査が実施されます。
参考:マルセイユ市ウェブサイト
5月9日(木)
マルセイユ市内聖火リレールート(抜粋)
(1) ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド教会(8:20)
(2) ボレリー公園(9:20)からファロ宮殿(11:00)
(3) ファロ宮殿(11:40)からArenc(13:15)
(4) ル・ドーム(15:30)からロンシャン宮殿(16:20)
(5) ペリエ(17:40)からスタッド・ヴェロドローム(19:20)
参考:マルセイユ市ウェブサイト
2 群衆発生時における安全対策
○ スリ被害防止のため、持ち物(リュックサック、ハンドバッグ等)を前に抱えるようにして持つようにする。
○ 不特定多数が集まる場所がテロの標的となりやすいことを十分認識し、周囲の状況に注意を払うとともにできるだけ滞在時間を短くする。不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる。
○ 爆発、銃撃の音を聞いたら直ちに伏せる。頭部を保護する。頑丈な物の影に隠れる。速やかに低い姿勢で現場を離れる。
○ 刃物を用いたテロに対しては、犯人との距離を取る。周囲にある物を使って攻撃から身を守る。
○負傷などの二次被害を防ぐため、周囲がパニック状態になっても冷静さを保つように努める。
3 交通規制
聖火到着及び聖火リレーの通過に伴い、市内では交通規制が実施されます。
参考:マルセイユ市ウェブサイト
また、公共交通機関の運行にも変更がある模様ですので、報道や関連ウェブサイト等から最新の情報を入手してください。
参考:マルセイユ市交通局ウェブサイト
4 聖火リレーの通過日程(当館管轄内のみ抜粋)
5月10日(金)トゥーロン
5月11日(土)マノスク
5月12日(日)アルル
5月13日(月)モンペリエ
5月14日(火)バスチア
5月15日(水)ペルピニャン
5月16日(木)カルカッソンヌ
5月17日(金)トゥールーズ
5月18日(土)オーシュ
5月19日 (日) タルブ
6月18日(火)ニース
6月19日(水)アヴィニョン
参考:五輪ウェブサイト
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