●6月1日(土)、デュッセルドルフ市において日本デー(Japan-Tag)が開催されます。このイベントは、「日本」をテーマにしたイベントとしては欧州最大規模のもので、昨年は約65万人の参加者がありました。
●開催当日、会場となるライン川沿いのBurgplatz、Johannes-Rau-Platz等では、各種イベントや出店等により相当の人出が見込まれます。会場付近では車両規制も行われ、終始混雑が予想されます。日本デーに参加される皆様は、交通事故・トラブル、雑踏による事故や人混みでのスリ、置き引きなどの犯罪被害に遭わないよう十分注意していただき、安全にお楽しみください。具体的な安全対策上の注意点は次のとおりです。
日本デーに参加(出演、来場)される皆さまは以下の点にご注意ください。
●雑踏事故への注意
昨年は約65万人の来場者がありました。狭い空間への人の集中により、身動きが取れなくなるほどの雑踏の発生も懸念されます(一般に1メートル四方に5人以上の状態になると危険が始まると言われています。)。雑踏に巻き込まれそうになった場合や、進行方向に多数の人が密集している場合には、その場から離れる、迂回する、人混みが穏やかになるのを待ってから通過するなど、周囲の状況に合わせた対応をお願いします。決して無理をしないよう注意してください。
●スリ、置き引きへの注意
不特定多数が行き交うため、スリの発生のリスクが高くなります。財布等の貴重品の持ち運びは、ズボンの後ろポケットやリュックサックのポケット等「死角」や盗られやすい場所を避け、注意を切らさず、盗難防止に努めてください。また、お店やベンチ等で休憩する場合には、手荷物等での「場所取り」は厳禁です。所持品からは絶対に目を離さないでください。
●天候等に注意
当日の天気は判然としませんが、これからの時期は気温が上昇することもありますので、脱水症状にならないようこまめに水分補給をしてください。他方、これまでドイツ南西部で降り続いた雨の影響などにより、現在、ライン川の水位が通常よりも高くなっています。花火見物の際等には、不用意に川に近づくことがないようご注意ください。
●不測の事態に対する警戒等
当日は、安全に日本デーが開催されるよう警察や主催者等が会場内外の警戒を実施します。もし不審な状況等を認知した場合には、ご自身の安全を確保した上で警察等に通報をお願いします。世界各地において、不特定多数が集まるイベント(ソフトターゲット)がテロの標的になる事件が発生しています。楽しみながらも、身の回りで不審な状況が発生していないかなど、警戒心の保持に努めてください。なお、当日は、アニメキャラクター等を模した「コスプレ」を楽しむ方もいらっしゃると思いますが、警察等の警戒の妨げとならないよう、本物の武器と判別できないような玩具の持ち込みは自粛する、警察から確認を求められた際には協力するなど、来場者全員が楽しめるようにご配慮をお願いします。
●交通規制
当日は、会場付近のMannesmannufer、Moselstrasse、Schulstrasse、Rathausufer、Schlossufer、Reuterkaserne、Ritterstrasse、Ursulinengasseへの車両の乗り入れは極めて困難となる予定です。
●花火の見物や帰宅時の注意
花火が打ち上げられる時間帯、ラインクニー橋(Rheinkniebruecke)とオーバーカッセラー橋(Oberkasseler Bruecke)では一般車両や路線バス、路面電車の通行が規制される予定です。同時間帯は、会場から帰宅しようとする人と、花火見物のために集まってくる人とで、会場付近の道路や地下鉄駅等での混雑が予想されます。また、会場直近となる旧市街(飲食店街)では、多くの酔客も予想され、深夜帯になると過度な飲酒によるトラブルの発生も懸念されます。ご来場の皆さまは、深夜帯まで会場周辺が混み合うことを念頭に、安全に十分ご留意の上ご帰宅ください。
●主催者ホームページ(当日のプログラムなど)
●ラインバーンホームページ(当日の近郊交通運行情報等)
●デュッセルドルフ市のホームページ(交通規制情報)
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