○報道によれば,長い乾期の間に人々が水を貯めていた影響や,雨期が始まり各所にできた水たまりから蚊が発生しているとみられ,カルナータカ州のデング熱の感染者数が急増しています。
○長袖・長ズボンや虫除けなどにより蚊に刺されないよう予防措置をとるとともに,万が一発症した場合には,早期に医療機関を受診し,適切な治療を受けてください。
1 報道によれば,長い乾期の間に人々が水を貯めていた影響や,雨期が始まり各所にできた水たまりから蚊が発生しているとみられ,カルナータカ州のデング熱の感染者数が急増しています。本年上半期でのカルナータカ州の感染者数は,約5,400件であり,その内,ベンガルール市の感染者数は,約1,500件で前年同期比で2倍になっているとのことです。
2 デング熱は,蚊を媒介とする感染症で,発症すると急激な発熱とともに,激しい頭痛,目の奥の痛み,激しい関節痛や筋肉の痛み,疲労,吐き気,嘔吐といった症状や発しんが現れます。また,その感染者の一部は,まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがあります。
3 つきましては,長袖・長ズボンや虫除けなどにより蚊に刺されないよう予防措置をとるとともに,万が一発症した場合には,早期に医療機関を受診し,適切な治療を受けてください。
(参考)
○厚生労働省ホームページ:デング熱について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000131101.html
○外務省海外安全HP:世界の医療事情(インド)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/india.html
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