【メキシコ】ハリケーン「ベリル(Beryl)」に関する注意喚起(第2報)

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●ハリケーン「ベリル(Beryl)」が7月4日夜から5日にかけてユカタン半島に最接近すると予想されています。
●キンタナ・ロー州、ユカタン州およびカンペチェ州等のユカタン半島周辺に滞在されている邦人の皆様におかれましては、十分な注意をお願いいたします。(下記2)

1 米国立ハリケーンセンター(NHC)及び各気象情報によれば、ハリケーン「ベリル(Beryl)」は7月4日現在ケイマン諸島を通過し最大風速約51メートルの強い勢力を保ったままユカタン半島に向かっており、7月4日夜から5日にかけて最接近すると予想されています。ユカタン半島の一部ではハリケーン警報及び熱帯暴風雨警報が発令されており、大雨、暴風、高潮、高波及び大雨に伴う鉄砲水、土砂崩れ等が発生するおそれがあると予想されています。

2 キンタナ・ロー州、ユカタン州およびカンペチェ州等のユカタン半島周辺に滞在されている邦人の皆様におかれましては、最新の気象情報の収集に努め、非常時の備えを確認し、安全を確保するようにしてください。また、やむを得ず移動・外出の必要がある場合でも天気や交通状況等を十分確認し、その是非を慎重に検討してください。

【上陸・接近前の備え】
(1)報道及び関係機関から最新の情報を収集する。
(2)停電に備え、懐中電灯、ライター、ろうそく、携帯ラジオ、予備の電池等を準備するとともに、飲料水・食料、ガソリン等の必要物資を確保・備蓄する。
(3)避難することも想定し、パスポート、現金、雨具、携行用の水、食料等を準備し、いつでも持ち出せるようにしておく。
(4)強風で飛ばされそうなものは、屋内に移す又は固定する。
(5)避難場所や避難コースを確認しておく。
(6)家族等に緊急連絡方法や避難場所の確認を行う。
(7)沿岸部に居住・滞在の場合は高潮の発生にも注意し、あらかじめ安全な内陸部への避難を検討する。

(参考)
米国立ハリケーン・センター:

National Hurricane Center

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