【ベネズエラ】チャカオ市カステジャーナ地区における強盗事件の多発について

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◎当館所在のチャカオ市カステジャーナ地区において、直近3か月の間に強盗事件が5件発生しています。
◎比較的安全とされている地区であっても、白昼堂々と強盗が敢行されていますので十分ご注意ください。

1 事件概要
当館が所在するチャカオ市カステジャーナ地区において、短期間の間に以下のような手口による強盗事件が多発し、外国人も被害に遭ったとのことです。
(1)被疑者は単独でオートバイを使用していること
(2)発生時間帯は昼間であること
(3)道を尋ねる振りをして被害者を呼び寄せ、近くに来た被害者に金品を要求すること
(4)被疑者は拳銃を所持している旨申し立て、要求に応じなければ殺害すると脅迫する
(5)現在のところ、被害者は抵抗せずに金品を手渡しているため、身体的な被害は確認されていない
(6)外国人だけでなく地元ベネズエラ人の被害者もいるため、不特定多数を狙った場当たり的な犯行がうかがえること

2 防犯対策
現時点で、被疑者に関する有力情報は入っていませんが、比較的安全とされている地区において短期間で集中して発生している状況から、今後も同種手口の強盗事件発生が懸念されます。今一度、以下のような防犯対策を徹底して、犯罪の被害に遭わないように心がけてください。
(1)派手な服装を避け、金目のものを外から見える状態で出歩かない
(2)昼間帯であっても、人通りの少ない場所を避け複数人での行動を心がける
(3)誰かに声をかけられても安易に対応しない
(4)外出の際は貴重品を必要最小限にするとともに、身分証明書、クレジットカード等は一つにまとめて持ち歩かない。また、被害に遭った時のために、ダミーの財布(犯人に差し出す用の財布)を用意しておく。
(5)万が一被害に遭っても抵抗はしない
また、今回の事件はいずれも単独犯行によるものと見られていますが、見張り役等の共犯者が介在する可能性は十分にあります。特に、外国人はこの種犯罪のターゲットになりやすいという自覚の下、改めて安全対策の徹底をよろしくお願いします。

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