【イスラエル】北部国境地域における情勢の緊迫化に伴う注意喚起、安全対策7/29

イスラエル北部国境地域において、レバノンの武装組織ヒズボッラーとの間で攻撃の応酬が続いている中、7月27日夕刻、イスラエルが実効支配するゴラン高原のマジュダル・シャムスに対して約30発のロケット弾による攻撃があり、多数の死傷者が出ました。これを受け、イスラエル軍は翌28日以降、ヒズボッラーの拠点等を空爆したとされています。また、28日に開催されたイスラエル政府の安全保障閣議は、ネタニヤフ首相及びガラント国防大臣に対し、ヒズボッラーへの対応を決定する権限を与えたとされ、今後、更なる軍事的報復を行うことも考えられます。

イスラエル北部国境地域における緊張が高まっておりますので、今後、情勢の更なる悪化に備え、シェルター等への避難体制をはじめ最新情報を確認しつつ、自らの安全確保に努めてください。

また、当面の間、不測の事態に備え、ロケット弾の飛来を警告するレッドアラート（Red Alert: