【ギリシャ】山火事に係る注意喚起(アッティカ県北東(続報))

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●アッティカ県北東における大規模な山火事について、ギリシャ気候危機・市民防災省は、状況は改善傾向にあると発表しました。消火活動は継続中で、火災は大分鎮圧されたものの引き続き警戒が必要とされています。
●天気予報では高温と強風が数日続くことが予想され、再燃や新たな山火事発生が懸念されます。現地報道等で最新情報の入手に努め、周囲で危険を察知した場合は当局の指示に従い速やかに避難するなど、身の安全を確保してください。

1 11日にアッティカ県北東バルナバ(Varnava)で発生した山火事は、強風により南方に拡大し大規模火災となり、多くの地域住民に避難指示が出される事態となりました。ギリシャ気候危機・市民防災省消防署長は12日夜、状況は改善傾向にあることを発表、また同省キキリアス大臣は13日、活発な猛火はなく、点在的に火災が発生していると発表しました。今後数日間は火災発生の危険な状況が続くため、警戒を呼びかけています。
報道によれば、この火災で家屋100棟以上が焼け、1人の焼死体が発見されたほか、複数の負傷者が出ている模様です。

2 現在、火災の影響により、周辺各所で交通規制が行われています。

3 山火事は乾燥や強風等によって瞬時に燃え広がります。また、発生地から離れていても、風向きや強風により煙や降灰などが遠方まで影響することがありますのでご注意ください。

4 気候危機・市民防災省は、人命の保護と新たな火災防止のため、引き続き火災への警戒を呼びかけています。
・山火事地域に近づかないこと。
・立ち入り禁止標識のある森林地区には立ち入らないこと。
・火災のきっかけになり得る行動(枯草、枯れ枝等の焚火、屋外で火気を用いた調理、たばこの投げ捨て等)を一切行わないこと。
・火を発見したら、速やかに112番、または199番に通報すること。

万が一、山火事の被害に遭われた場合や、ご家族や日本人のご友人と連絡が取れない場合は、当館領事部までご連絡ください。

<参照>
○ギリシャ気候危機・市民防災省ウェブサイト(ギリシャ語)
毎日の火災危険度マップ掲載。地図上の色が赤に近いほどリスクが高いことを示します。

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○緊急時電話番号
112番(欧州共通緊急番号)、199番(ギリシャ消防庁)

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