【シエラレオネ】危険情報

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危険レベル・ポイント

【危険レベル】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●2023年6月、大統領選挙が行われ、ビオ大統領が再選しました。選挙期間中や結果発表後に暴力を伴うような過激な活動や衝突は起こりませんでしたが、同年11月にフリータウンの軍兵舎が武装した集団に襲撃され死傷者が出たほか、刑務所が襲撃され、政府の発表では2,000人近くが脱走する事案が発生しました。現在の治安は比較的落ち着いていますが、今後も急な治安悪化や緊張状態に発展する可能性があります。
●外国人を狙ったひったくり等の一般犯罪に遭わないよう、十分注意してください。
●西アフリカ諸国において、イスラム過激派組織によるテロ事件が頻発しているため、最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

詳細

1 概況
(1) 2023年6月、大統領選挙が行われ、ビオ大統領が再選しました。選挙期間中や結果発表後に暴力を伴うような過激な活動や衝突は起こりませんでしたが、同年11月にフリータウンの軍兵舎が武装した集団に襲撃され死傷者が出たほか、刑務所が襲撃され、政府の発表では2,000人近くが脱走する事案が発生しました。現在の治安は比較的落ち着いていますが、今後も急な治安悪化や緊張状態に発展する可能性があります。
(2)若年層の失業や、首都と地方の格差拡大等、多くの社会的課題を抱えており、窃盗や武装強盗等の犯罪、特に外国人を狙ったひったくりが発生しています。また、一般市民は相当の不満を抱えているとみられることから、今後、些細な事件を契機に、大きな暴力事案や衝突・混乱が発生する可能性があります。
(3)アフリカ西部ではイスラム過激派組織によるテロが頻発しています。シエラレオネでは、現時点で反政府組織や国際テロ組織による具体的な活動は確認されていませんが、念のため注意が必要です。
近年では、世界的な傾向として、警備や監視が手薄で不特定多数の人が集まる場所(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となりうることを十分に認識し、テロや誘拐、犯罪事件等に巻き込まれることがないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう、心がけてください。

2 地域情勢
全土
レベル1:十分注意してください。(継続)

(1)2023年6月、大統領選挙が行われ、ビオ大統領が再選しました。選挙期間中や結果発表後に暴力を伴うような過激な活動や衝突は起こりませんでしたが、同年11月にフリータウンの軍兵舎が武装した集団に襲撃され死傷者が出たほか、刑務所が襲撃され政府の発表では2,000人が脱走する事案が発生し、一時夜間外出禁止令が発令されました(その後解除)。現在の治安は比較的落ち着いていますが、今後も急な治安悪化や緊張状態に発展する可能性があります。

(2)フリータウン市内中心部は人口過密状態にあり、窃盗や武装強盗等の犯罪、特に外国人を狙ったひったくりが発生しているほか、些細な事件を契機に、大きな暴力事案や衝突・混乱が発生する可能性があります。

(3)首都フリータウン以外の地域では交通、通信等の基礎インフラが整備されておらず、不測の事態が発生した際の退避や移動・連絡手段の確保が困難です。

つきましては、シエラレオネへの渡航・滞在を予定している方は、在ガーナ日本国大使館(シエラレオネを管轄)、現地関係機関、報道等から最新情報の入手に努め、身の回りの安全に十分注意してください。

3 滞在に当たっての注意
(1)滞在中は、十分注意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、渡航に際しては、日本国外務省、在ガーナ日本国大使館、現地関係機関等より最新の情報を入手するよう努めてください。シエラレオネへの渡航・滞在における一般的な注意事項については、安全対策基礎データも併せてご覧ください。(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_105.html
シエラレオネには、日本の大使館・総領事館はありません。万一、事件・事故等に巻き込まれた場合には、在ガーナ日本国大使館に連絡してください。

(2)海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。

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