【リベリア】危険情報

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危険レベル・ポイント

【危険レベル】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●2023年11月、大統領選挙及び議会選挙が行われ、大統領選挙では野党候補のボアカイ氏が当選し2024年1月に正式に大統領に就任しました。大統領選挙、議会選挙共に大きな問題もなく実施されました。
●一般犯罪等に遭わないよう十分注意してください。
●西アフリカ諸国において、イスラム過激派組織によるテロ事件が頻発しているため、最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

詳細

1 概況
(1)2023年11月、大統領選挙及び議会選挙が行われ、2024年1月、ウェア大統領からボアカイ大統領に交代しました。選挙期間中や結果発表後などでの情勢が注視される中で、両選挙は大きな問題もなく実施されました。

(2)アフリカ西部ではイスラム過激派組織によるテロが頻発しています。リベリアでは、現時点で反政府組織や国際テロ組織による具体的な活動は確認されていませんが、念のため注意が必要です。
近年では、世界的な傾向として、警備や監視が手薄で不特定多数の人が集まる場所(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。
また、テロや誘拐に関する情報については、テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_126.html)も参照してください。

2 地域情勢
全土
レベル1:十分注意してください。(継続)

(1)首都モンロビア市
首都であるモンロビア市内は人口過密状態にあり、失業率も高く、一般犯罪が多発しています。犯罪は特に夜間の発生率が高いことから、夜間の移動は出来る限り控える必要があります。

(2)その他の地域
その他の地域においては、首都などの都市部からの交通網が未発達・不便であることから、治安当局による対応は限られるため、十分な注意が必要です。特に、窃盗団などの一般犯罪集団が、当局の捜索を逃れるため、国境を出入りする逃走経路を使用する事例が多く報告されています。国境周辺では、警察や入国管理局の人員も不足しているため、十分な警戒が必要です。

つきましては、リベリアへの渡航・滞在を予定している方は、在ガーナ日本国大使館(リベリアを管轄)、現地関係機関、報道等から最新情報の入手に努め、身の回りの安全に十分注意してください。

3 滞在にあたっての注意
(1)リベリアへの渡航・滞在における一般的な注意事項については、安全対策基礎データも併せて参照してください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_126.html

(2)滞在中は、十分注意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、渡航に際しては、日本国外務省、在ガーナ日本国大使館、現地関係機関等より最新の情報を入手するよう努めてください。

(3)リベリアには、日本の大使館・総領事館はありません。万一、事件・事故等に巻き込まれた場合には、在ガーナ日本国大使館に連絡してください。

(4)海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。

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