【インド】エムポックス・クレード1b感染者の確認

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●インド国内で初めてエムポックス・クレード1b感染者が確認されました。

●9月23日、ANI(Asian News International)社は、インド政府筋の情報として、アラブ首長国連邦から渡航してきた38歳男性(国籍不明)が、ケララ州マラプラムでインド国内における最初のエムポックス・クレード1b(Mpox Clade 1b)症例と診断されたと報道しました。
●9月26日、チャンドラ インド保健家族福祉省次官は、「アフリカ大陸外で、エムポックス・クレード1b確定例は各1ずつスウェーデンとタイから最近報告されているが、インドはエムポックス・クレード1b症例が報告された、3番目のアフリカ大陸外の国となった」とし、国内全ての州と連邦直轄領に対し、そのまん延を最小限に抑えるために重要な公衆衛生対策を実施するよう勧告を発出しました。
●エムポックスは通常、発疹、発熱、頭痛、筋肉痛を発症しますが、ほとんどの患者は咳や鼻水などの呼吸器症状を示さないため、COVID-19やインフルエンザなどの病気よりも感染の可能性が低いと考えられます。エムポックスは主に密接な接触を通じて感染するため、石鹸やアルコールジェルで頻繁に手洗いをし、見知らぬ人との密接な接触を避け、リスやネズミなどのげっ歯類との接触やアウトブレイクのある地域への入域を避けることが重要な予防策となります。

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