●10月30日現在、ボリビア国内24箇所でエボ・モラレス元大統領支持者による道路封鎖が継続されています。
●10月29日、サンタクルス県マイラナ市では道路封鎖を行うモラレス元大統領支持者と警官隊が衝突し、負傷者が発生しています。
●10月30日、ラパス市では政府に抗議する医療従事者700名以上がボリビア広場付近に集結し、アルセ通りを封鎖しています。
●外出の際は最新情報の入手に努め、時間に余裕をもって行動するようにしてください。また、道路封鎖箇所や多数の人が集まっている場所には近づかないようにしてください。
1 ボリビア国道管理局(Administradora Boliviana de Carreteras)の発表によれば、10月30日現在、エボ・モラレス元大統領支持者によりコチャバンバ県の20箇所を含むボリビア国内24箇所で道路封鎖が行われています。
2 10月29日、サンタクルス県の郊外、マイラナ(Mainara)では道路封鎖実施中のエボ・モラレス元大統領支持者が暴徒化。警官隊と衝突し、警察官側に30名以上の負傷者が発生しています。
3 10月30日、ラパス市では医療従事者700名以上がボリビア広場付近に集結し、待遇改善を求めてアルセ通りの道路封鎖を実施しており、車両での市の中心部(Centro)への移動に支障が出ています。
4 2025年の大統領選挙を巡るエボ・モラレス元大統領とアルセ大統領の対立、及び外貨不足に伴うガソリン等の深刻な物資不足も相まって、ボリビア国内における道路封鎖等の抗議活動の頻度や規模は更に増すことが懸念されます。外出の際は各交通機関の運行状況を含め最新情報の入手に努めて頂くと共に、できる限り時間的な余裕をもって行動されることをお勧め致します。また、群衆が暴徒化する恐れがありますので、道路封鎖箇所等、多数の人が集まる場所への不用意な接近は避けてください。
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