【スペイン】悪天候に関する注意喚起

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●スペイン内務省は、昨11日に続いて悪天候に関する警告を維持しています。
●スペインに滞在中の皆様におかれましては、最新の気象情報の収集に努め、安全を確保するようにしてください。

1 スペイン内務省は、昨11日(火)に続いて悪天候に関する警告を維持しています。

2 11月13日(水)は、次の10自治州に対して大雨、雷、大雪、沿岸部の強風に関する警報が発出されています。また、地中海沿岸部では強い雨が続き、所によって非常に激しい雨が降る可能性もあるとされています。

アンダルシア州、アストゥリアス州、バレアレス州、カンタブリア州、カスティージャ・イ・レオン州、カタルーニャ州、エストレマドゥーラ州、ガリシア州、ムルシア州、バレンシア州

3 11月14日(木)は、低気圧はアンダルシア州西部に向かうと見られています。また、バレンシア及びマラガの沿岸部、アンダルシア西部やジブラルタル海峡周辺で大雨が予想されています。

4 スペイン内務省は、悪天候に際して下記のような対策を推奨しています。
(1)大雨・嵐対策
・車を運転している場合は速度を落とし、注意深く行動し、大量の水が流れる可能性のある場所では停車しないこと。
・移動する必要がある場合は、なるべく幹線道路や高速道路を走るようにする。
・突然の暴風雨や豪雨の場合、車を駐車する場所に注意する必要がある。水位の急激な上昇は、洪水が発生する地域に駐車していた車両に損傷を与える可能性があることに加え、車両が流されて他人の財産に損害を与えたり、自然の水の流れを妨げたりする可能性がある。
・大雨が降り始めたら、洪水の危険があると考える。水面下に何があるか分からないので、冠水した場所を車でも徒歩でも通行せず、現在地付近で最も高い場所を確認する。洪水の中で車を救い出そうとしてはいけない。
・農村部にいる場合は、川や小川、丘陵地や斜面の低地には近づかないようにし、氾濫した浅瀬の通行は避ける。その地域で最も高い場所に向かわなければならない。
・雷を伴う嵐に遭遇した場合は、走るのを避け、丘の頂上や尾根、分水嶺などの高い場所に留まること。木の下には避難せず、金網や金属製のものから離れること。

(2)強風・沿岸部の風対策
・ドアや窓、公道に落下する恐れのあるすべての物を固定し、コーニス、樹木、壁、建設中の建物、クレーンなど、倒壊する恐れのあるものには近づかないことが望ましい。また、十分な保護措置のない足場には登らないことが望ましい。
・運転している場合は、特にトンネルを抜けるとき、追い越し、対面通行の道路で大型車と交差するときなどに十分注意する。道路上の障害物の存在に注意する。
・海の近くにいる場合は、強風による高潮やうねりの影響を受ける可能性のあるビーチやその他の低地には近づかない。
・波の影響を受ける可能性のある場所には車を駐車しない。
・このような状況では、海は異常な状態となり、海の近くにいれば、波にさらわれる可能性がある。
・大波の壮大な景色を前にして命を危険にさらさない。

5 また、スペイン内務省はこの種の天候の変化は予測が難しいとして、こまめに最新情報を確認することを推奨しています。

(参考)スペイン内務省ウェブページ

encms/es/detalle/articulo/Proteccion-Civil-y-Emergencias-mantiene-la-alerta-por-fuertes-precipitaciones-en-zonas-del-Mediterraneo-y-Andalucia/

6 つきましては、スペインに滞在中の皆様におかれましては、下記のウェブサイト等から最新の気象情報の収集に努め、非常時の備えを確認し、安全を確保するようにしてください。また、移動・外出の必要がある場合は天気や交通状況等を十分確認し、その是非を慎重に検討してください。

○スペイン内務省市民保護・緊急事態局の警報マップ
https://ran-vmap.proteccioncivil.es/
○スペイン気象庁(AEMET)ウェブサイト

o/prediccion/avisos?w=hoy

 
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