【ポイント】
夏季の旅行シーズンは、観光地における人の移動や集まりが増えるため、盗難やその他トラブルに遭う可能性が高まることが懸念されます。旅行の際は、必ず有効な旅券を所持し、貴重品の紛失・盗難対策を徹底し、渡航先の危険情報や感染症情報に留意してください。
「たびレジ」に登録することで、緊急時に大使館や総領事館からの連絡を受け取ることができます。
1 夏季の旅行シーズンは、観光地における人の集まりや移動が増加し、観光名所、主要駅、電車等の車内において、スリや置き引きに注意が必要です。現金、クレジットカード、スマートフォン、パスポート(※)等の貴重品については、紛失・盗難対策を徹底してください。
※ 2025年3月24日からパスポートの作成方式が変更し、日本国内で作成されてから当館へ配送されるため、申請から受取までに約1か月を要します。
(参考:旅券(パスポート)の変更について)
oko/passport/pagew_000001_01253.html
2 ポーランドでは、周辺国から陸路で不法入国を試みる移民への対策として、国境管理(検問強化)が導入されることがあります。ポーランド政府は、7月7日からドイツ及びリトアニアとの国境に一時的な国境管理を導入することを決定しました。検問所のみならず、森林地帯を含め国境付近の道路上でも検問が行われる可能性があります。
3 近年の世界的なテロの傾向として、軍基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で不特定多数が集まる場所を標的としたテロが発生しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、注意が必要です。
最近は、イスラエルがイランの核関連施設等を攻撃し、両国間の攻撃の応酬となるなど、中東地域における緊張が高まっています。特に、各国のイスラエル大使館を始め、イスラエル関連施設にはできるだけ近付かないように注意してください。また、情勢によっては、中東諸国の空港で航空便のキャンセルや遅延が生じることがあるため、空路で中東諸国を訪れたり経由地としたりする場合は、事前に航空会社のサイト等で情報を収集するよう注意してください。
(参考:中東地域における緊張の高まりに伴う注意喚起(外務省海外安全ホームページ))
nfo/pcwideareaspecificinfo_2024C013.html
