【メキシコ】車上狙い被害の発生について(イラプアト市内)

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●時間・場所を問わず、車上狙い被害が多発しております。出張者も含めご注意下さい。僅かな時間であっても車から離れる際は鍵を掛けて、バッグ等の荷物は車内に残さず必ず携行するか、外出時に不必要なものは、なるべく持ち出さないようにしてください。
●強盗は拳銃やナイフ等の凶器を用いる手荒な犯行がほとんどです。抵抗した場合、二次被害につながる可能性もあることから、無理をせず、相手の指示に従うようにして下さい。

1 事件概要
6月23日(月)19時30分頃、邦人男性(企業駐在員)とその配偶者がイラプアト市・アバソロ市間幹線道路110号線沿いの薬局(インデペンデンシア通りとマリアノ・アバソロ通りの間)へ車で出かけ、薬局の駐車場に駐車。配偶者は薬を買いに薬局に入り、邦人男性は車から少し離れた場所で配偶者の帰りを待っていた。その際にガラスが割れた音がしたため、邦人男性が自分の車に目を向けたところ、バイクに乗った男を発見し、もう一人の男が邦人男性の車の助手席側窓ガラスを割り、助手席シート下に置いていた配偶者の(サングラス、薬、自宅の鍵が入った)バックを持ち出していた。邦人男性はとっさにバイクに乗った男に飛びかかったところ、ガラスを割っていた男がバイクに乗った男に加勢し、所持していたナイ
フで邦人男性の左手甲を複数回切りつけた後、右腹部と右足首付近を蹴り、邦人男性を車道へ転倒させバイクで逃走した。20時頃、周りにいた買物客が警察に通報し、おおよそ20分後に警察が到着した。

2 注意事項
(1)メキシコでは時間・場所を問わず車上狙いが発生しております。僅かな時間であっても車から離れる際は鍵を掛けて、バッグ等の荷物や貴重品は車内に残さずに必ず携行してください。
(2)強盗被害に遭遇した際、犯人を刺激することで、生命・身体に危害を加えられるリスクが高まります。一般的に、無抵抗で金品を差し出した場合、そのリスクは低くなると言われていますので、気持ちを落ち着かせて行動してください。
(3)持ち歩けないような荷物は、トランクに入れておくことも有効な対策となりますが、犯人が見ていたら格好のターゲットになります。トランクに保管する場合には出発前から保管するようにして下さい。また、車から離れる場合も駐車場で荷物の出し入れをする等トランクに荷物が入っていると悟られないよう注意して下さい。(ハッチバックタイプの車両は外から荷物が見えないよう工夫して下さい。)

 
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海外での邦人被害窃盗メキシコ
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