【ポイント】
●ブルガリア全国において、百日咳の感染が拡大しています。
●ブルガリア国内における百日咳の感染拡大に伴い、一部対象者に対して任意のワクチン接種が実施されます。
●また、ブルガリア保健省は、乳幼児に対する6種(ジフテリア・破傷風・百日咳・ポリオ・B型肝炎・B型インフルエンザ)混合ワクチンの定期予防接種の義務化、生後6週目以降からの肺炎球菌ワクチンの定期予防接種の義務化を発表しました。
【本文】
○5月8日の報道では、百日咳の感染者が840人を超えたとされており、ソフィア市及び人口の密集している主要都市を中心に感染が増加しており、今後、全国的な感染拡大が懸念されています。
○ブルガリア国内における百日咳の感染拡大に伴い、2024年5月9日から2024年7月31日までの間、妊娠27週から36週までの妊婦を対象とした、任意制のワクチン接種が実施されます。
○同ワクチンは一回限り無料で接種が可能となっており、ジフテリア、破傷風、百日咳の混合ワクチンが用いられ、国内28地区すべての指定予防接種所で接種することができます。ワクチン接種の詳細及び各地域の予防接種施設については、以下保健省のホームページをご確認ください。
○また、ブルガリア保健省は乳幼児を対象とする、6種(ジフテリア、破傷風、百日咳、ポリオ、B型肝炎、B型インフルエンザ)混合ワクチンの定期予防接種の義務化、生後6週目以降からの肺炎球菌ワクチンの定期予防接種の義務化を発表しました。
同詳細につきましては、以下保健省のホームページをご確認ください。
○感染者が出た学校等では、感染者を2週間の自宅待機とする、予防接種を受けていない児童を隔離するなどの措置が講じられています。各学校等の方針に従い、感染拡大防止に努めるようにしてください。また、強い咳が続くなどの体調の異変が生じた場合は、直ちに最寄りの医療機関を受診してください。
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