【シカゴ】竜巻被害の発生

【ポイント】
○竜巻は、毎年、米国において、特に5月と6月に、主にロッキー山脈以東の米国中西部及び南部地域で多く発生する傾向にあります。
○現地気象情報などを通して、最新情報の入手に努めるとともに、ご自宅又は旅行先等において竜巻に遭遇した場合には、下記の方法も活用し、ご自身の安全確保を最優先した行動に努めて下さい。

【本文】
1 報道によると、5月21日(火)、アイオワ州において竜巻が発生し、特にグリーンフィールド地区では多数の死傷者が出ているとのことです。

2 竜巻は、毎年、米国において、特に5月と6月に、主にロッキー山脈以東の米国中西部及び南部地域で多く発生する傾向にあります。また、統計によりますと、米国での竜巻により、年平均50人以上もの方が亡くなっており、当館管轄地域においても、2011年5月、ミズーリ州において死者158人を記録する竜巻が発生、2021年6月には、イリノイ州ネイバービル市付近において、邦人ご家族が被災し、2021年12月にも、イリノイ州など複数の州で多数の竜巻が発生し、90人の死亡が確認されるなどしています。

3 在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては、現地気象情報などを通して、最新情報の入手に努めるとともに、ご自宅又は旅行先等において竜巻に遭遇した場合には、以下の方法により、ご自身の安全を確保してください。
【竜巻からご自身の安全を守る方法】
(屋外にいる場合)
○近くの頑丈な建物に避難する。
○頑丈な構造物の物陰に入って身を小さくして、頭と首を守る。
○車庫・物置、プレハブには避難しない。
○倒壊する可能性があるため、電柱や太い樹木に近づかない。
○飛来物に注意する。
(屋内にいる場合)
○シャッターや雨戸を閉める。
○窓やカーテンを閉め、窓から離れる。
○建物の1階(最下階)に移動する。
○家の中心部に近い、窓のない部屋に移動する。
○丈夫な机やテーブルの下に入るなど、身を小さくして頭と首を守る。

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