【シアトル】LGBTQ関連イベントを狙ったテロ等への警戒

●　米連邦捜査局（FBI）及び国土安全保障省（DHS）は、6月の「プライド月間」に行われるLGBTQ関連のイベントやその会場が外国テロ組織やその支持者らの標的になる可能性があると警告を出しています。

●　邦人の皆様におかれましては、お住まいの地域や行き先地等におけるLGBTQ関連イベントの最新情報の入手に努めるとともに、目的なく不用意にイベント会場やその周辺に近づかないなど、不測の事態に巻き込まれないよう、十分ご注意下さい。

1　米連邦捜査局（FBI）及び国土安全保障省（DHS）が、6月の「プライド月間」に行われるLGBTQ関連のイベントやその会場が外国テロ組織やその支持者らの標的になる可能性があると警告を出しています。

2　プライド月間を巡っては、近年、これまでにも以下のような事件が起きています。
（1）2016年6月12日、フロリダ州オーランドのナイトクラブで行われていたLGBTQ関連イベントにて死者49人、負傷者53人に及ぶ銃撃事件が発生。
なお、現場で射殺された犯人は、ISへの忠誠を語っていたとのこと。
（2）2023年6月18日、オーストリア・ウィーンにおいて、LGBTQを讃える「プライドパレード」への襲撃を計画したとして、イスラム原理主義者3人が逮捕される。

3　当館管轄地域内においても、今後、プライド月間にかけてLGBTQ関連イベントの開催が予定されています。
在留邦人の皆様におかれましては、主催団体のHPや報道、警察発表などから最新情報の入手に努め、目的なくイベント会場や集会場所に近付いたりしないよう十分ご注意ください。
また、参加される場合や近くにお出かけになる場合は、不測の事態に巻き込まれることがないよう、多くの人が集まる場所ではいつも以上に周囲の状況に注意した慎重な行動を心掛け、ご自身の安全確保に努めてください。

＜当館管轄地域内において予定されているLGBTQ関連イベント情報＞
6月30日：Seattle Pride Parade等（下記リンク参照）