【アメリカ】米国気象当局による2024年ハリケーン・シーズンの見通し

1 例年6月から11月は大西洋地域におけるハリケーン・シーズンとなっています。米国国立海洋大気庁(NOAA)は、今シーズンの見通しについて、大西洋の海水温の高さや太平洋のラニーニャ現象等の要因が重なり、「高い確率で昨年を上回る見込み」と発表しました。

2 発表によると、今シーズン中には、17~25個(昨年の発生数19個)の熱帯性暴風雨(風速39マイル以上)が発生し、そのうち8~13個(同7個)がハリケーン(風速74マイル以上)となる可能性があり、さらにそのうちの4~7個(同3個)がカテゴリー3以上の重大ハリケーン(風速111マイル以上)に発達する可能性があると予測されています。

3 同庁は、悪天候や緊急事態への備えを呼びかけております。フロリダ州にお住まいの方や、出張、旅行等で当地に渡航・滞在予定のある方は、米国当局による発表や気象情報に充分注意し、防災用品や飲料水、食料の備蓄等、事前の安全対策に努めるとともに、必要な場合には安全な場所に避難するなどの対策を講じて下さい。

4 重大ハリケーンがフロリダ州に上陸した際には、ハリケーン通過後にメールやお電話等で安否確認を行うことがありますので、ご協力いただければ幸いです。

関連リンク
○NOAA(米国国立海洋大気庁)による2024年ハリケーン・シーズン見通し

NOAA predicts above-normal 2024 Atlantic hurricane season
La Nina and warmer-than-average ocean temperatures are major drivers of tropical activity

○外務省海外安全ホームページ

外務省 海外安全ホームページ
海外に渡航・滞在される方々が自分自身で安全を確保していただくための参考情報を公開しております。

○在マイアミ総領事館 ハリケーン対策

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(ハリケーン基礎知識、備蓄品のチェックリスト、米国当局の関連情報収集先のリンク等を掲載しています。)

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