【ナイジェリア】全国規模の無期限ストライキに関する注意喚起

・本3日から、最低賃金引上げ及び電気料金引下げを求める、全国規模の無期限ストライキを開始。
・既に一部の政府機関や国内線フライト等で影響が出始めている。
・在留邦人の皆様は、最新の情報を収集いただくようお願いします。

1 5月31日、ナイジェリア労働会議(NLC)及び労働組合会議(TUC)は、最低賃金や電気料金の引上げ等に関連して、本3日から全国規模の無期限ストライキを決行することを発表しました。

2 2日、連邦政府とNLC及びTUCとの間で交渉が行われましたが、決裂し、本3日からストライキが決行されています。既にアブジャ及びラゴスにおいて、一部の政府機関等でストライキが実施されていることが確認されています。また、特に国内線フライトについては、ラゴス空港国内線ターミナルの閉鎖や、フライト欠航に伴う国内各地での利用客の足止めが報道されています。

3 これまでに、本件に関連した抗議活動が各地において確認されております。今後、新たな抗議活動が発生する可能性も考えられます。不特定多数の人が集まる場所は、テロ攻撃の標的になり得るほか、興奮した群衆が暴徒化し、警察官との衝突に発展する可能性も排除できません。抗議活動が行われている場所や群衆が形成されている場所、銃声・異音のする方向には決して近付かないで下さい。市内を移動する際は、規制区域周辺は避け、身分証明書を常に携帯し、検問等で警察官に提示を求められた場合は、これに従ってください。また、混乱が生じた場合に備え、必要な物資の確保等の安全対策に努めるようお願いします。

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