ギリシャでは、毎年夏になり気温が上昇すると、熱波や乾燥等により各地で山火事が発生しています。山火事発生状況や発生の危険性について、現地報道等(下記ウェブサイト参照)で最新情報の入手に努め、周囲で危険を察知した場合は速やかに避難するなど、身の安全を確保してください。
・過去には、2018年にマラトン(アテネ北東40km)及びキネタ(アテネ西方50km)周辺における山火事で死者100名、負傷者160名を超える被害が発生したほか、2023年には記録的な熱波等により、エヴロス郡(北ギリシャ)やロードス島(エーゲ海東南部)等で大規模な山火事が相次いで発生し、ロードス島では2万人を超える観光客等が避難する事態になりました。
・山火事は乾燥や強風等によって瞬時に燃え広がりますので、危険を察知した場合は当局の指示に従い速やかに避難するなど、身の安全を確保してください。また、山火事による道路封鎖のほか、煙や灰による大気汚染により市民生活への影響が周辺地域にも拡大する場合もありますので、ご注意ください。
・万が一、山火事の被害に遭われた場合や、ご家族や日本人のご友人と連絡が取れない場合は、当館領事部までご連絡ください。
<参照>
○ギリシャ気候危機・市民防災省(ギリシャ語)
毎日の火災危険度マップが掲載されています。地図上の色が赤に近いほどリスクが高いことを示します。
Access Denied
○緊急時電話番号
112番(欧州共通緊急番号)、199番(ギリシャ消防庁)
コメント