【アンカレッジ】「プライド月間」(6月)におけるテロの脅威

1 5月16日の当事務所発領事メールにて注意喚起したとおり、米連邦捜査局(FBI)及び国土安全保障省は、6月の「プライド月間」の一環として行われるLGBTQ関連イベントやその会場が外国テロ組織やその支持者らの標的になる可能性があるとして、警告を発出しています。

2 当地においても、6月29日(土)午前11時30分からアンカレジダウンタウンにてLGBTQ関連パレードが開催される予定であり、100名規模の参加者が見込まれています。

3 在留邦人の皆様におかれましては、関連HPや報道、警察発表などから最新情報の入手に努め、目的なくイベント会場や集会場所に近づかないよう十分ご注意ください。また、参加される場合や近くに外出する場合は、不測の事態に巻き込まれることがないよう、多くの人が集まる場所ではいつも以上に配意するなど、周囲の状況に注意した慎重な行動を心掛け、ご自身の安全確保に努めてください。

4 また、最近アンカレジ市内において銃撃事件が複数発生しており、死傷者が出ています。
 主な事例は次のとおりです。

●6月22日午前1時ごろ、E 40th Ave とFairbanks Street付近で2名の男性が銃撃され、1名が死亡、1名が重傷。
●6月3日午後7時30分ごろ、成人男性がBoniface ParkwayとE Northern Lights Boulevard付近の駐車場で銃撃を受け重傷。
●6月1日午前2時30分ごろ、W 4th Avenue のバー付近で発砲事件が発生し、1名が死亡、1名が重傷。
●5月30日午前4時30分ごろ、2800 Block Snug Harbor Circleにて成人女性が銃撃を受け重傷。

上記事件の容疑者は既に逮捕されていますが、当地での銃撃事件は家庭内トラブルやアルコールの席での口論に起因しているものが多く、これらの事件発生時間帯は概ね夜間から早朝にかけて発生しています。

5 在留邦人の皆様におかれましては、このような事件に巻き込まれないよう特に夜間の外出は慎重にご検討いただくとともに、危険な場所には近づかないようご注意ください。

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