●６月２９日（土）に開催されるプライドイベントに伴う行進のため、交通規制が予想されます。
●昨年、タンペレ市内の性的マイノリティが集まるナイトクラブで暴行事件が発生しています。イベントの趣旨に反対する団体によるカウンターデモの発生など、大規模なイベントでは、不測の事態、無用なトラブルに巻き込まれる可能性がありますので十分に注意してください。
６月２９日（土）にヘルシンキ市内で開催されるプライドイベントに伴う行進のため、以下の行進ルートでは交通規制が予想されます。行進は正午に元老院広場（Senaatintori）を出発し、午後１時にKaivopuistoに到着します。
Senaatintori → Aleksanterinkatu → Mannerheimintie → Pohjoisesplanadi → Fabianinkatu → Et. Makasiinikatu → Kasarmikatu → Neitsytpolku → Kaivopuisto
Helsinki Prideホームページ「Helsinki Pride parade 2024」
また、プライドイベントに伴い、一部トラムはルートを変更して運行します。加えて、現在、メトロのヘルシンキ中央駅の改修工事に伴い、同駅が閉鎖され、西からのメトロはKAMPPI（カンピ）、東からのメトロはHELSINKI UNIVERSITY（ヘルシンキ大学）が終点となります。両駅区間内はトラムによる移動が可能です。なお、中央駅のほか、数駅が夏季期間中閉鎖になるとのことですので、移動の際にはご注意ください。その他にも、工事等で列車が運休になっている区間もありますので、詳細につきましては、ヘルシンキ市交通局(HSL)ホームページ「News」をご参照ください。
ヘルシンキ市交通局(HSL)ホームページ「Tram routes 1T, 2, 3, 4, 7 and 10 to be diverted on Saturday 29 June 11am-3pm due to Helsinki Pride」
ヘルシンキ交通局(HSL)ホームページ「Changes to Metro services in Helsinki city center 3 June-1 September 2024」
ヘルシンキ交通局(HSL)ホームページ「News」
https://www.hsl.fi/en/hsl/news
昨年、タンペレ市内の性的マイノリティが集まるナイトクラブでは、覆面を着用した犯人による暴行事件が発生しました。また、各プライドイベントの主催者らはイベントに際し、レインボーフラッグを奪われる等の嫌がらせを受けた経験があるとのことです。
一昨年、ノルウェーでは性的マイノリティが集まるナイトクラブにおいて死傷者が多数生じる銃乱射事件が発生し、同日に開催される予定だったPride Paradeは中止になりました。
したがって、他の欧州各国に比して治安が良いとされるフィンランドにおいてもイベントの趣旨に反対する団体によるカウンターデモの発生など、不測の事態、無用なトラブルに巻き込まれる可能性がありますので十分に注意してください。
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