【バングラデシュ】学生によるクオータ制度(公務員採用における特別枠)に対する抗議運動に関しての注意喚起(その3)

スポンサーリンク
スポンサーリンク

 2018年の公務員採用における独立戦争時のフリーダムファイターの子孫に特別枠を割り当てるクオータ制度の廃止決定を高裁が違憲としたことに対して抗議する学生団体により、全国の大学等において抗議行動が継続しております。10日(水)及び11日(木)にはダッカ及び地方都市において学生団体によるデモ及び交通封鎖(Blockade)が行われましたが、今後も全国各地において突発的にこうした抗議行動等を実施し、交通が混乱する可能性があります。また、報道等によれば地方都市で学生団体間や抗議行動を行う学生団体と治安機関等との間で小競り合いも発生している模様です。

 在留邦人の皆様におかれましては、引き続き報道などから最新の関連情報を入手するとともに、不測の事態に巻き込まれないよう十分ご注意ください。デモや集会近辺への接近は避け、万が一デモ・集会等に遭遇した場合にはすぐにその場から退避するなど自らの安全確保に努めてください。

 なお、万が一異常事態に遭遇した場合は、まずはご自身の安全を確保していただき、その後、大使館までお知らせください。

コメント