【フランス】オリンピック競技期間中の安全対策:注意喚起

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 7月24日(水)より、パリ・オリンピックのサッカー競技がフランス国内の複数の都市で開催されます。在リヨン領事事務所管轄地域においては、リヨン(Groupama Stadium)及びサンテティエンヌ(Stade Geoffroy-Guichard)でサッカー男子及びサッカー女子の試合が開催されます。

 競技開催中は大勢の人出が見込まれます。不特定多数の人々が集まる場所や施設はテロや犯罪の標的となりやすいことを十分認識し、周囲の状況や手荷物などに注意を払うとともに、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れるようご注意ください。

【群衆発生時における安全対策】
 一般的に、群衆が発生している場所では将棋倒し等の事故が発生するおそれがあるほか、スリやひったくり等の犯罪が増加する傾向があります。十分注意してください。
●スリ等被害防止のため、持ち物(リュックサック、ハンドバッグ等)を前に抱えるようにして持つようにする。
●一般的に不特定多数が集まる場所がテロの標的となりやすいことを十分認識し、周囲の状況に注意を払うとともに、できるだけ滞在時間を短くする。不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる。
●万が一爆発、銃撃の音を聞いたら直ちに伏せる。頭部を保護する。頑丈な物の影に隠れる。速やかに低い姿勢で現場を離れる。
●負傷などの二次被害を防ぐため、周囲がパニック状態になっても冷静さを保つように努める。

【一般犯罪対策】
 リヨン市内では、スリ、置き引きなどの事件が多発しており、7月以降も複数の邦人旅行者が旅券や財布等の盗難に遭っています。スリは2人以上のグループを組んで犯行に及ぶケースが多く、1人又は複数で話しかけて気を引いているうちに、他の仲間が荷物等の窃盗に及ぶ手口が多く発生しています。滞在中は、自分の持ち物に注意を払うとともに、見知らぬ者から話しかけられたら荷物を抱えて持つなどして十分にご注意ください。
●パールデュー駅、ペラーシュ駅構内では、スリや置き引きの被害が多発しています。チケットの購入方法を知りたい、より安いチケット購入方法があるなどと話しかけて注意をそらし、別の者が犯行に及ぶケースもあります。
●レピュブリック大通り、テロー広場、ベルクール広場、サンジャン教会近辺、フルビエール教会近辺等の外国人旅行者が集まる観光スポットでは、置き引き、ひったくり、スリの被害が多発しているほか、ドラッグ使用の若者による暴行事件が発生しています。
●パールデュー・ショッピングセンターでは、多くの若者が集まり、スリ、置き引きが発生しています。前を歩いている者がエスカレーター前で立ち止まり気を引いている内に仲間がスリを行うケースもあります。
●ギヨチエール地区では、日中でもタバコやドラッグ等の違法販売が横行しており、喧嘩、スリや暴行事案も多発しています。タバコ等の販売を持ちかけられても無視して通り過ぎるようにしてください。
●トラム、地下鉄などの公共交通機関内では、スリが多発していますので、手荷物は抱えるなどして目を離さないようにしてください。中には小さな子供や女性が気を引くケースや、助けを求める振りをして気を引いて犯行に及ぶこともあります。
●ホテルやカフェ、レストランでは、席取りのために置いたカバンの置き引きが発生していますので、席取りのために荷物を置いたままにしないでください。また、ホテルでは部屋の戸締まりが不十分なまま外出し盗難被害に遭うケースがありますので、部屋の扉が閉まっているか確認してから外出してください。

【参考】
● 在フランス日本国大使館ウェブページ「2024年パリ・オリンピック・パラリンピック大会に際して ~皆様の安全な滞在のために~」

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