【アイスランド】南西部における火山噴火(近日中の噴火の可能性について)

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 7月30日、アイスランド気象局は、アイスランド南西部のグリンダビーク(Grindavik)周辺の火山の状況について情報を更新し、同地域での火山活動が再度活発化しており、今後7-10日以内にも噴火の危険性が高まっている旨指摘しています。

 発表によると、火山内部の圧力の高まりに伴い先週から地面の起伏と地震回数の増加が観測されており、昨日午前中には50分以上継続して火山性微動が発生したとのことで、すでにマグマ溜まりの圧力は次の噴火を引き起こすのに十分な量に達しているものと推測されています。

 なお、上記発表に先駆け、アイスランド国民保護・危機管理局は、噴火の可能性が高まっているとして危険情報を「注意レベル」から「警戒レベル」に引き上げています。
(※アイスランドの危険情報は、上から、緊急レベル、警戒レベル、注意レベルの3段階になっています)

 次の噴火が予測されている地域では昨年後半から火山活動が活発になっており、昨年末からこれまでに5回噴火しています。同地域周辺には温泉施設ブルーラグーンが所在しているほか、ケプラヴィーク国際空港もそう遠くない場所にあり、場合によっては同空港を離発着する航空便の運航にも影響が出る可能性があります。

 アイスランドに渡航予定・渡航中の方におかれましては、こうした状況を念頭に、ご自身でも最新情報の入手に努めるとともに、万一の状況に備えて余裕のある日程で計画を立てることをご検討下さい。
また、噴火が予想される地域付近への立ち入りは規制されておりますが、制限区域を越えて噴火地点に近づくことは絶対におやめ下さい。

●当館ホームページ:

Access Denied

●アイスランド気象庁:

News | Icelandic Meteorological office

●アイスランド国民保護・危機管理局:

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●アイスランド捜索・救助隊:

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●ケプラビーク国際空港:

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