【バングラデシュ】渡航情報レベル4、旅行しないこと（2024年8月5日）

レベル4: 渡航中止および米国政府が非常勤職員とその家族に対して退去命令を出したことを反映して、情報が更新されました。バングラデシュへの渡航は、内乱、犯罪、およびテロのために推奨されません。

国の概要: 2024年8月5日、米国政府は非常勤職員とその家族に対して退去命令を出しました。ダッカでの内乱が続いているため、バングラデシュへの渡航は避けるべきです。ダッカ市内および周辺地域で暴力的な衝突が発生しており、バングラデシュ軍が全国に展開しています。ダッカのハズラット・シャージャラール国際空港は8月5日に一時的に運行を停止しました。今後のフライトの状況を確認するために、旅行者は航空会社に問い合わせてください。

旅行者は、混雑した場所でのスリなどの軽犯罪に注意が必要です。強盗、窃盗、暴行、違法薬物の取引などの犯罪がバングラデシュの主要都市で多く発生していますが、外国人が国籍を理由に狙われているという情報はありません。これらの犯罪は、時間や場所によって発生することが多いです。

テロ攻撃は予告なしに発生することがあり、観光地、交通機関の拠点、市場やショッピングモール、レストラン、礼拝所、学校キャンパス、政府施設などの公共の場が標的にされることがあります。

セキュリティ上の懸念から、米国大使館の職員はバングラデシュでの移動や旅行に制限があります。また、米国政府はこれらの制限、インフラの不足、ホスト政府の緊急対応リソースの限界により、バングラデシュでの米国市民への緊急サービスの提供が制限される可能性があります。

バングラデシュへの旅行に関する詳細は、国情報ページを参照してください。

バングラデシュに旅行する場合は

•デモや政治集会を避ける。
•地元のメディアで最新の情報を確認し、計画を見直す準備をする。
•強盗に対して物理的に抵抗せず、安全な場所に避難し、犯罪が発生した場合は地元当局に報告する。
•スマート・トラベラー・エンロールメント・プログラム (STEP) に登録し、領事サービスに関する通知を受け取るとともに、緊急時に位置を特定しやすくする。
•米国国務省のFacebookまたはTwitterをフォローする。
•バングラデシュの国別セキュリティレポートを確認する。
•最新の旅行健康情報についてはCDCのページを参照する。
•緊急事態に備えて計画を準備する。旅行者チェックリストも確認してください。

チッタゴン丘陵地帯

カグラチャリ、ランガマティ、バンダルバン丘陵地帯（総称してチッタゴン丘陵地帯）は、時折共同体間の暴力、犯罪、テロ、誘拐などのリスクがあります。家庭内や宗教的少数派を狙った誘拐事件も発生しており、分離主義団体や政治的暴力も追加の脅威となっています。最近ではIED（即席爆発装置）の爆発や銃撃事件も発生しています。これらの地域に旅行するには、バングラデシュ政府内務省公衆安全局からの事前承認が必要です。

ハイリスク地域への旅行についての詳細は、国務省のウェブサイトをご覧ください。