【ポイント】
● 8月14日(現地時間)、WHOの緊急委員会が開催され、同委員会はテドロスWHO事務局長に対して、コンゴ民主共和国及びアフリカの複数国におけるエムポックスの感染拡大は、アフリカ大陸外にまで拡がる可能性があり、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」と考えられると助言しました。
● 同日、テドロス事務局長は、この感染拡大がPHEICに該当する旨を宣言しました。
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【ポイント】
● 8月14日(現地時間)、WHOの緊急委員会が開催され、同委員会はテドロスWHO事務局長に対して、コンゴ民主共和国及びアフリカの複数国におけるエムポックスの感染拡大は、アフリカ大陸外にまで拡がる可能性があり、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」と考えられると助言しました。
● 同日、テドロス事務局長は、この感染拡大がPHEICに該当する旨を宣言しました。
【本文】
1 「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」宣言
8月14日(現地時間)、WHOの緊急委員会が開催され、同委員会はテドロスWHO事務局長に対して、コンゴ民主共和国及びアフリカの複数国におけるエムポックスの感染拡大は、アフリカ大陸外にまで拡がる可能性があり、PHEICに該当すると助言したことを受けて、同日、テドロス事務局長はPHEICを宣言しました。
2 エムポックスについて
(1)エムポックスウイルスには異なる型のウイルスがあり、WHOによれば、2022年の世界的な大流行を引き起こしたエムポックスウイルスよりも重篤で感染力が強い可能性があるクレード1の症例が、コンゴ民主共和国、ブルンジ、ケニア、ルワンダ、ウガンダ、コンゴ共和国、中央アフリカ共和国で報告されています。
(2)WHOによるPHEICの宣言を受け、8月15日、外務省はコンゴ民主共和国、ブルンジ、ケニア、ルワンダ、ウガンダ、コンゴ共和国、中央アフリカ共和国の7か国を対象に感染症危険情報(レベル1:十分注意してください)を発出しました。
(3)これらの国に渡航する予定がある方及びすでに滞在している方は、以下の感染症危険情報「エムポックスに関する感染症危険情報(レベル1)の発出」を参照しつつ、感染防止に十分留意してください。
3 エムポックスの予防法等については以下の8月8日付感染症広域情報「エムポックスに関する注意喚起」をご参照ください。
4 本広域情報の対象国・地域
全世界
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