【ホンジュラス】デング熱に関する注意喚起(感染が疑われる場合、早期に医療機関を受診してください)

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現在ホンジュラス国内ではデング熱の感染及び感染者の重篤化が増加しています。既に在留邦人の方の中にも罹患し、重篤化した症例も複数出ております。
重症型デング熱を発症した場合は、激しい腹痛、持続的な嘔吐、歯肉や鼻からの出血、倦怠感、不安・興奮状態、肝肥大、嘔吐物や便に血が混じる等の症状が現れ、発症から3~7日ほどで重篤な状態となり死に至る場合もあります。
デング熱には特別な治療法がなく、一般に対症療法が行われます。発症した場合は安静にし、十分な水分補給を行い、医師の診断を受ける必要があります。症状等に応じて自宅療養や入院治療、救急搬送等の措置がとられます。
突然の高熱や頭痛、関節痛や筋肉痛、発疹等のデング熱が疑われる症状が現れた場合は、早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けてください。また医療機関情報について必要な場合は早急に在ホンジュラス日本国大使館へお問合せください。

◯予防方法
デング熱に対しては、蚊に刺されないようにすることが最も有効とされている予防法です。デング熱発生地域に旅行を予定されている方は、デング熱を媒介するネッタイシマカ、ヒトスジシマカは、わずかな水たまりでも繁殖するため都市部でも多くみられることを念頭に置き、次の点に十分留意の上、感染の予防に努めてください。
●外出する際には長袖シャツ・長ズボンなどの着用により肌の露出を少なくする。
●肌の露出した部分には、虫除けスプレー等を2~3時間おきに使用する。
●室内では網戸や蚊帳等を使用し、蚊の侵入を防ぐ。
●電気蚊取り器、蚊取り線香や殺虫剤等を効果的に使用する。
●規則正しい生活と十分な睡眠、栄養をとることで抵抗力をつける。
●蚊の繁殖を防ぐために、空容器を適切に廃棄する、屋外の貯水容器に蓋をする等し、水たまり等の蚊の生息地、産卵場所をなくす。

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