【インドネシア】ニアス島におけるデング熱及びマラリアの感染情報

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●北スマトラ州ニアス島においてデング熱及びマラリアの感染者が多数、確認されています。
●同島を訪問の際には虫除け等、十分な対策を行うとともに、感染が疑われる場合は速やかに医療機関での診療を受けてください。

1 当地報道によれば、北スマトラ州南ニアス県の防災当局の話として、今年1月から7月にかけて、ニアス島においてデング熱及びマラリアの感染者562名のうち8名の死亡を確認しており、非常事態である旨を宣言しています。

2 デング熱は、蚊に刺されることで感染する疾患で、急激な発熱で発症し、蚊に刺されてから3~7日経過後、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が見られ、まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することにより死に至ることがあります。
 マラリアは、同じく蚊に刺されることで感染し、1週間から4週間ほどの潜伏期間をおいて、発熱、寒気、頭痛、嘔吐、関節痛、筋肉痛などの症状が出ます。ヒトが感染するマラリアは5種類あり、24時間以内に治療しなければ重症化し、死に至るものもあります。

3 同島を訪問の際には、できるだけ肌を露出せず、虫除け剤を使用するなど、十分な対策を行うとともに、感染が疑われる場合は速やかに医療機関での診療を受けてください。

 
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