【キューバ】感染症対策の徹底について

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 8月8日、外務省領事サービスセンターから広域情報としてエムポックスの感染拡大について連絡させて頂きましたが、同月14日、WHOの緊急委員会が開催され、コンゴ民主共和国及びアフリカの複数国におけるエムポックスの感染拡大は、アフリカ大陸外にまで拡がる可能性があるとのことで「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」が宣言されました。
 また、WHOの公表する統計(キューバの件数は公表無し)によると、中南米諸国において特に昨年末からデング熱への感染者数が急増しており、重症化して亡くなるケースも確認されています。
 さらに、7月25日、ブラジルの保健省はオロポーチ熱による死者が2名出たことを公表しており、米国のCDC(疾病対策予防センター)は、キューバでのオロポーチ熱へのアラートをレベル2(強化された予防措置の実践)に格上げし、蚊による虫刺されの予防措置強化と妊娠中の方に対する不要不急の旅行への再考を提言しています。
 以上のように、世界ではエムポックス・デング熱・オロポーチ熱等の感染症が拡大している現状にあります。これらの感染症を予防するためにも、不必要な身体接触を避け、蚊による虫刺されに注意し忌避剤の使用や長袖長ズボンの着用等を心がけてください。

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