【アルゼンチン】ブエノスアイレス市地下鉄D線車内でのスマホのひったくり邦人被害

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【ポイント】
●邦人が、ブエノスアイレス市の地下鉄D線に乗車中、前掛けで携行していたリュックサックからスマートフォンをひったくられる事案が発生しました。
●ブエノスアイレス市内及び市内近郊でのスマートフォンの盗難事案は依然として頻発しています。屋外での使用、携行要領については十分注意が必要です。

【本文】
邦人が盗難被害に遭遇したところ、以下のとおりお知らせします。

1 事件の概要
(1)日時
2024年10月1日(火)午前8時40分頃
(2)場所
ブエノスアイレス市地下鉄D線(Callao駅付近)
(3)被害者及び被害内訳
邦人(女性)、スマートフォン
(4)発生時の状況
当人は、ブエノスアイレス市内の地下鉄D線の車内ドア付近にリュックサックを前掛けにした状態で乗車していた。電車内の様子は、人と人が触れあわない程度の混み具合であった。Callao駅に到着したあたりでブルートゥース接続していたイヤホンから聞こえてくる音楽が途切れ途切れになる違和感を覚えたため、リュックサックからスマートフォンを取り出そうとした際に、リュック前側の小ポケットのチャックが開いていることに気付いたとともに、スマホが無くなっていることを認識した。
紛失を認知した駅の一駅前から乗車してきた男性が、不自然と感じるほど当人の近傍に乗車し、次の駅で降りて行ったことを目撃している。

2 防犯対策
(1)報道によると、昨年度のブエノスアイレス市内及び市内近郊におけるスマートフォンのひったくり件数は、警察に被害届が提出されたものだけでも月平均3000件以上にも上り、実態としてはその3~4倍の発生状況とも報じられているほど、スマートフォンの盗難は頻発しております。通常、ひったくり犯は複数人で行動し、様々な手法でターゲットの注意を引きつけている間に、至短時間のうちに犯行に及びその場を離脱します。
(2)このため、本事案の様に、例え防犯対策を講じていたとしても、被害に遭遇する事もあるため、地下鉄やバスなどの公共交通機関を利用する際は、ドア付近での乗車を極力避けるとともに、周囲の乗客の様子に対しても注意が必要です。
(3)また、屋外でのヘッドホン、イヤホン等の使用は、接近してくる人の認識を難しくするとともに、犯行組の標的となるリスクが高まることを認識しておくことも大切です。

 
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アルゼンチン海外での邦人被害窃盗中南米
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