【ブルガリア】ハマスによるイスラエル攻撃後1年に際するイベント等への警戒

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【ポイント】
●ハマスによるイスラエル攻撃から1年を迎える10月7日に、ソフィア中央シナゴーグにおいて、ブルガリア政府要人等を招いた関連式典が開催されるとの情報があり、テロを含めた攻撃の対象となる可能性が懸念されます。
●特に10月7日前後は、イスラエル等関連施設周辺にはできるだけ近付かないようにするとともに、空港や駅などの人が多く集まる場所でも、周囲の状況によく注意を払うようにしてください。

【本文】
〇外務省広域情報「イランによるイスラエル攻撃を受けた注意喚起」(令和6年10月2日)及び同日付の当館領事メールのとおり、10月1日のイランによるイスラエル攻撃を契機として、中東地域における緊張が再び高まり、欧州各国においても関連とみられる事件が発生しています。

○そうした中、10月7日でハマスによるイスラエル攻撃から1年を迎えるのに際し、各地で関連イベント等が行われることが予想されます。ソフィア市では、10月7日にソフィア中央シナゴーグにおいて、ブルガリア政府要人等を招いた関連式典が開催されるとの情報があり、テロを含めた攻撃の対象となる可能性が懸念されます。

○お伝えしているとおり、ブルガリア国内には、他にもイスラエル及びユダヤ教関連施設が複数あり、ブルガリア政府はこれらに対する警戒を強化しています。不測の事態が発生する可能性もありますので、特に10月7日前後には、これら施設の周辺にはできるだけ近付かないようにしてください。

【ソフィア】
・イスラエル大使館(бул. Шипченски проход 18)
・ソフィア中央シナゴーグ(ул. Екзарх Йосиф 16)
・「シャローム」ソフィア支部(бул. Ал. Стамболийски 50)

【プロヴディフ】
・プロヴディフ・シナゴーグ(ул. Елиесер Калев 6)
・「シャローム」プロヴディフ支部(ул. Христо Г. Данов 20)

【ヴァルナ】
・ヴァルナ中央シナゴーグ(ул. Тича 5)
・「シャローム」ヴァルナ支部(ул. Мусала 7)

【ブルガス】
・「シャローム」ブルガス支部(ул. Митрополит Симеон 24)

【ルセ】
・「シャローム」ルセ支部(ул. Д-р Мустаков 4)

【スタラ・ザゴラ】
・「シャローム」スタラ・ザゴラ支部(ул. Цар Калоян 50 А)

※「シャローム」はブルガリアのユダヤ人を取りまとめるNPOです。
※10月2日付当館領事メール「注意喚起(ブルガリアにおけるイスラム及びイスラエル等関連施設等)」には、上記イスラエル等関連施設のほか、イスラム関連施設についても掲載していますので、参考としてください。

○また、空港や駅、大型商業施設などの人が多く集まる場所でも、テロの危険性が高まります。周囲の状況によく注意を払い、万一、不審な状況を察知したら、直ちにその場を離れる等、身の安全の確保を第一に考えてください。

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