場所: コロンビア・カリ
イベント: 2024年10月21日から11月1日まで、コロンビアのカリで国連生物多様性会議（COP16）が開催されます。アメリカ国籍の方は、個人の安全確保と路上犯罪への注意が必要です。COP16では、環境団体やその他の活動家による抗議活動が予想され、物流の混乱を招く可能性があります。そのため、カリ滞在中に犯罪の被害や抗議活動に巻き込まれるリスクを減らすための対策を講じることをお勧めします。
COP16の注目度の高さと上記の安全リスクを踏まえ、コロンビアの治安当局はCOP16の警備を強化しています。訪問者は、警察の増員やイベントに関連した道路封鎖が予想されます。コロンビア国家警察（CNP）は、空港から市内への主要ルートに沿って14カ所の検問所を設置し、サイドルートや主要道路外の道はイベント期間中閉鎖されます。カリ周辺には「安全ゾーン」が2つ設定されており、1つはカリ北部のユンボにある「ブルーゾーン」、もう1つはカリ西中央にある「グリーンゾーン」です。これらのゾーンには、強化された治安部隊が配置されます。
COP16期間中、カリでは警備が強化されていますが、在カリ米国大使館は会議参加者に対し、引き続き自身の安全に注意を払うよう強く勧告しています。カリ郊外の遠隔地では、武装強盗、誘拐、殺人などの暴力犯罪が広がっており、一部地域ではテロ組織が活動しています。米国政府は、カリでの緊急サービスの提供能力が限られているため、地元当局の指示に従い、会議中は指定された安全エリア内に滞在することが重要です。COP16に関する詳細情報や安全推奨事項は以下のリンクから確認できます。
公式ウェブサイト:
移動情報:
カリへの航空接続:
セキュリティ情報:
実施すべき行動:
COP16期間中にカリへ渡航する場合は、コロンビアの旅行アドバイザリーに記載された指示に従い、以下の対策を取るようにしてください。
•人の多い公共エリアでは常に高い警戒心を保つこと。
•周囲の状況に注意を払うこと。
•「安全ゾーン」外へは出歩かないこと。
•目立たないよう行動すること。
•群衆やデモに近づかないこと。
•公共のATMで現金を引き出すことや、大金を持ち歩くことを避ける。安全な場所にあるATMを使用する。
•路上駐車を避け、係員のいる駐車場を利用し、車内に価値のありそうな物を見えないようにする。運転中は窓を閉めておくこと。
•高価な時計や宝飾品を公共の場で身に付けないこと。
•携帯電話は常に強盗の標的になります。公共の場での携帯電話の使用を控え、使用する際は安全な場所で行う。
•その日に必要な現金やクレジットカードのみを持ち歩くこと。
•強盗に遭った場合、ほとんどのケースでは対立を避けるのが最も安全です。物的価値のあるものは、健康や安全に勝るものではありません。
•地元メディアの安全情報をチェックすること。
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