【フィリピン】台風21号「コンレイ」の発生に伴う注意喚起

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フィリピン日本大使館

●台風21号「コンレイ」(フィリピン名:レオン)がフィリピンの東の海上で発生し、現在ルソン島東部の海上を西に進んでおり、今後ルソン島北東部の海上を経由して台湾方向へ進む予定です。
フィリピン気象庁(PAGASA)発表:https://www.pagasa.dost.gov.ph/tropical-cyclone/severe-weather-bulletin/
●ルソン島及びビサヤ諸島の広範囲にわたり、強風や大雨が発生する可能性があります。
●最新の気象情報を入手し、被害を受ける可能性がある地域に渡航・滞在を予定している方は、適切な安全対策を講じた上で十分に注意してください。

1 気象庁などの発表によれば、フィリピン東の海上で発生した熱帯低気圧が台風21号(アジア名:コンレイ)に発達しました(フィリピンでは「レオン」と呼称)。
台風は勢力を強めながら、現在ルソン島北部から東方約600kmの海上を西に進んでおり、10月29日から31日にかけて、ルソン島北東部の海上を経由して台湾方向へ進む予定であり、この進行中にルソン島北東部沿岸へ接近する可能性があります。

2 この台風の影響により、ルソン島及びビサヤ諸島の広範囲にわたり強風や大雨が発生し、そのため人的・物的被害が発生する可能性があり、また、航空便を含む各種交通機関の混乱が生じるおそれもあります。
フィリピン気象庁(PAGASA)発表:https://www.pagasa.dost.gov.ph/tropical-cyclone/severe-weather-bulletin/

3 つきましては、この台風による影響を受ける可能性がある地域に渡航・滞在を予定している方は、下記の関連ウェブサイトを参考に、最新の台風情報や現地の気象情報を収集し、災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。

《参考ウェブサイト》
フィリピン気象庁(PAGASA):https://www.pagasa.dost.gov.ph/
日本気象庁(台風情報):http://www.jma.go.jp/jp/typh/
フィリピン国家災害リスク削減管理委員会(NDRRMC):https://ndrrmc.gov.ph/

4 万一、災害に巻き込まれた場合は、現地当局が発表する警報や指示に従って安全確保に努めるとともに、ご自身の安否状況について日本の留守家族および最寄りの日本国大使館・総領事館に連絡してください。

セブ日本総領事館

【ポイント】
●10月29日、フィリピン気象庁は、熱帯低気圧(フィリピン名:Leon)の接近に伴い、ルソン島、ビサヤ諸島の北東部や一部地域で雨や風が強まるものと予想されると発表しました。現在、熱帯低気圧はルソン島北部から東方約600Kmの海上にあり、今後台風に発達することが見込まれています。(注:日本とフィリピンで台風の定義が異なっており、フィリピンの基準では現在熱帯低気圧とされています。)
●特に、この熱帯低気圧の接近・通過に伴い、西ネグロス州やアクラン州、アンティーケ州において、大雨の予報が出ているため、同地域に滞在、渡航を予定されている方におかれては、洪水や雨による地すべり等にも注意が必要です。
●セブよりマニラを経由して日本へ帰国される、もしくは日本からマニラを経由してビサヤ地域へ渡航される方等、今後被害を受ける可能性がある地域を通過される予定の方におかれましては、最新の気象情報を入手し、適切な安全対策を講じた上で十分に注意してください。

【本文】
1 10月29日、フィリピン気象庁は、熱帯低気圧(フィリピン名:Leon)の接近に伴い、ルソン島、ビサヤ諸島の北東部や一部地域で雨や風が強まるものと予想されると発表しました。この熱帯低気圧は当地時間29日午前11時現在、ルソン島北部から東方約600Kmの海上にあり、時速10キロで西北西に進んでいるとみられます。フィリピン気象庁では、この熱帯低気圧は今後台風に発達することが見込まれるとされています。

2 特に、この熱帯低気圧の接近・通過に伴い、西ネグロス州やアクラン州、アンティーケ州において、大雨の予報が出ているため、同地域に滞在、渡航を予定されている方におかれては、洪水や雨による地すべり等にも注意が必要です。

3 セブよりマニラを経由して日本へ帰国される、もしくは日本からマニラ経由でビサヤ地域へ渡航される方等、被害を受ける可能性がある地域を通過される予定の方、被害を受ける可能性がある地域に滞在している方は、以下の関連ウェブサイトを参考に最新の情報や現地の気象情報を収集し、被害が予想される場合は、渡航・外出を控える、または日程・移動経路や訪問地を変更するなどして、災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。

《参考ウェブサイト》
フィリピン気象庁(PAGASA): https://www.pagasa.dost.gov.ph/
日本気象庁(台風情報):http://www.jma.go.jp/jp/typh/
フィリピン国家災害リスク削減管理委員会(NDRRMC):https://ndrrmc.gov.ph/

4 万一災害に巻き込まれた場合は、現地当局が発表する警報・指示等に従って安全確保に努めるとともに、ご自身の安否等の状況について日本の留守家族及び最寄りの日本国大使館・総領事館に連絡してください。

 
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