【チリ】車両強盗未遂による銃器による殺人事件の発生について

スポンサーリンク
スポンサーリンク

報道等によれば、コロンビア人男性(1名)がプロビデンシア区のマクドナルド店前で(日本大使館から約500メートル)車両強盗未遂の被害に遭い、抵抗したところ銃器で撃たれ死亡する事件が発生しました。
ついては、邦人の皆様におかれましても、十分注意してください。

1 事件の概要
(1) 日時: 11月13日(水)午前3時30分頃
(2) 場所: プロビデンシア区リカルド・ライオン通りとプロビデンシア通りの交差点付近のマクドナルド店前付近
(3) 被害/種別: 車両強盗未遂事件。被害者は背後から銃で撃たれ、その後死亡。
(4) 被害状況
コロンビア人男性が、深夜3時過ぎに連れの女性と共にマクドナルド店で購入を終え駐車していた車両に戻ったところ、近づいて来た三人の武装した犯人グループに車両の放棄を強要された。被害者は、グループの一員の服を引っ張るなどして抵抗したため、背後より銃の発砲を受けた。その衝撃で被害者は道に倒れこみ、その隙に犯罪グループは逃走した。
その後、被害者はサルバドール病院に搬送されたが、死亡が確認された。

2 防犯対策
(1) 万一、強盗などの被害に遭ってしまった場合は、深追い、無理な抵抗はせず、相手を刺激しない。
(2) 夜間の行動は極力避ける。
(3) 万が一夜間外出を行わなければならない場合は常に安全を優勢させる。
(4) 車の乗降車、信号等での停車時は周囲を警戒する。
(5) 危険な場所に駐車しない。(有料駐車場の使用、照明の付近)
(6) 走行中も窓を閉鎖、ドアを施錠する。
(7) 不測事態発生時は周囲を警戒する。

3 暴力的な車両強盗
カラビネロスが提供する犯罪統計STOPによると、ポルトナソやエンセロナは首都圏州で増加傾向にあり、2024年に発生した暴力的な車両強盗事件は3,175件となり前年(3,025件)同時期比で5%増加している。
万一強盗被害に遭った場合は、命を守ることを最優先にし、絶対に犯人に抵抗せず、強盗犯が要求しているものを渡し、挑発したり助けを求めて叫ぶようなことはしないでください。また、常日頃より犯罪情勢について関心を持ち、情報収集を行うことが重要です。

 
スポンサーリンク
スポンサーリンク
治安情報中南米チリ
邦人被害ニュースをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント