【フィリピン】激しい熱帯低気圧(フィリピン名:Pepito)接近に伴う注意喚起

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【ポイント】
●11月15日、フィリピン気象庁は、熱帯低気圧(フィリピン名:Pepito)の接近に伴い、ルソン島、ビサヤ諸島の北東部で激しい雨や風が強まるものと予想されると発表しました。今後、スーパー台風カテゴリーに達し、最大勢力でビサヤ諸島の北東部に上陸する可能性があります。
●特に、この熱帯低気圧の接近・通過に伴い、ビサヤ地域においては北サマール、東サマールの北部及びサマールの北東部に対して警報が発出されておりますので、同地域に滞在、渡航を予定されている方におかれては、洪水や雨による地すべり等にも注意が必要です
●今後被害を受ける可能性がある地域を通過される予定の方におかれましては、最新の気象情報を入手し、適切な安全対策を講じた上で十分に注意してください。

【本文】
1 11月15日、フィリピン気象庁は、熱帯低気圧(フィリピン名:Pepito)の接近に伴い、ルソン島、ビサヤ諸島の北東部で激しい雨や風が強まるものと予想されると発表しました。今後、勢力を拡大して12時間以内に台風に発達すると予報されており、明16日の夕方にはスーパー台風カテゴリーに達し、最大勢力でビサヤ諸島の北東部に上陸する可能性があります。(注:日本とフィリピンで台風の定義が異なっており、フィリピンでは現在熱帯低気圧とされていますが日本では台風24号とされています。)

●フィリピン気象庁発表
Tropical Cyclone Bulletin #19 “Severe Tropical Storm “Pepito””

/tropical-cyclone/severe-weather-bulletin/2

2 特に、この熱帯低気圧の接近・通過に伴い、ビサヤ地域においては北サマール、東サマールの北部(サンポリカルポ、アルテチェ、ジパパド、マスログ、オラス、ドロレス、カンアビッド)、サマールの北東部(マトゥギナオ、サンホセデブアン)に対して警報が発出されておりますので、同地域に滞在、渡航を予定されている方におかれては、洪水や雨による地すべり等にも注意が必要です。

3 また、セブからマニラを経由して日本へ帰国される、もしくは日本からマニラ経由でビサヤ地域へ渡航される方等、被害を受ける可能性がある地域を通過される予定の方、被害を受ける可能性がある地域に滞在している方は、以下の関連ウェブサイトを参考に最新の情報や現地の気象情報を収集し、被害が予想される場合は、渡航・外出を控える、または日程・移動経路や訪問地を変更するなどして、災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。

《参考ウェブサイト》
フィリピン気象庁(PAGASA): https://www.pagasa.dost.gov.ph/
日本気象庁(台風情報):http://www.jma.go.jp/jp/typh/
フィリピン国家災害リスク削減管理委員会(NDRRMC):https://ndrrmc.gov.ph/

4 万一災害に巻き込まれた場合は、現地当局が発表する警報・指示等に従って安全確保に努めるとともに、ご自身の安否等の状況について日本の留守家族及び最寄りの日本国大使館・総領事館に連絡してください。

 
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