【ギリシャ】悪天候「アレクサンドロス」に係る注意喚起

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●ギリシャ気象庁によれば、本日11月15日(金)夕方から11月16日(土)夜までの間、特にテッサリア、スポラデス諸島、エヴィア島中央・北部、中央ギリシャ北東部地域において、雷雨や強風、降雹(ひょう)が予想され、警戒を呼びかけています(3段階の警戒レベル(黄色、オレンジ、赤)のうち警戒レベル3(赤)、悪天候「アレクサンドロス」と命名)。
詳細は次のとおりです。

1 悪天候が予想されている主な地域
■15日(金)
・イオニア諸島は昼前から悪天候に見舞われるが、夜遅くには回復に向かう。
・イピロス、中央ギリシャ西部、ペロポネソス半島北部・西部は昼頃から悪天候に見舞われるが、夜遅くには回復に向かう。
・マケドニア西部、テッサリア、スポラデス諸島、エヴィア島、中央ギリシャ東部は午後6時頃から。

■16日(土)
・テッサリア、スポラデス諸島、中央ギリシャ東部は午後6時頃、エヴィア島は午後9時頃まで。特に中央ギリシャ東部地域(ラリッサ、マグニシア)、スポラデス諸島、エヴィア島中央・北部で激しい豪雨、中央ギリシャ北東部地域(フィシオティダ、ビオティア)でゲリラ豪雨が予想される。
・東エーゲ海諸島、ドデカニサ諸島は午前2時頃から午後8時頃まで。
・キクラデス諸島は午前5時頃まで。
・クレタ島西部は午後6時頃から深夜まで。

2 ギリシャ気候危機・市民防災省は、悪天候に対して以下の予防措置を呼びかけています。また、地域別に必要に応じて、携帯電話への緊急メッセージを「112番」から送信するとしています。
・テレビ、ラジオ等を通じて最新情報の入手に努め、当局の指示に従う。
・悪天候の際には、不要不急の外出を一切控える。
・海域・沿岸部での活動は避ける。
・氾濫した沢や道路は、車でも徒歩でも一切横断しないこと。
・強風の際は、大きな木や標識等、倒れたり落下の危険性のあるものに近づかない。
・危険な時は、「112番」(緊急サービスに繋がる欧州共通緊急番号)または「100番」(警察)、「199番」(消防庁)、「166番」(救急救命)に連絡する。

ギリシャに滞在中の方におかれましては、以下ウェブサイト等から最新の気象情報の収集に努め、当局のアドバイスに従って行動するなど身の安全を確保してください。

<参考サイト>
○ギリシャ気候危機・市民防災省
https://www.civilprotection.gr/el
悪天候「アレクサンドロス」に関する発表
https://civilprotection.gov.gr/en/deltia-tupou/epideinosi-toy-kairoy-apo-simera-os-kai-brady-toy-sabbatoy-me-ishyres-brohes-kai
○ギリシャ気象庁
http://www.emy.gr/emy/el/

 
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